特許
J-GLOBAL ID：200903087881253899
分散アプリケーション試験・運用管理システム
発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：
鈴江 武彦 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-270341
公開番号（公開出願番号）：特開2002-082926
出願日： 2000年09月06日
公開日（公表日）： 2002年03月22日
要約：
【要約】【課題】 分散APの構成要素であるサーバプロセスやコンポーネント単位で信頼性、性能の評価、ボトルネックの特定をすることにより分散アプリケーション単位での試験・運用管理を行うことを可能とする。【解決手段】 分散アプリケーションのソースコードファイル群にコンポーネントでの性能データを測定する品質測定部(313,316,319)を埋め込み、その後にそれらのソースコードファイルをコンパイラに通して、サーバプロセスを起動・動作させるために必要なサーバ実行ファイルを作成して動作させ、品質データ収集分析部(306)がその品質測定部から個々のコンポーネントの性能データを収集し(382-384)、またアプリケーションライフサイクル管理部(305)から正常動作性のデータを収集する(392)。
請求項（抜粋）：
ソフトウェア部品であるコンポーネント間あるいはそのコンポーネントを内包するプロセス間の通信を実行するコンポーネント間通信プラットフォームあるいはプロセス間通信プラットフォームを一種類以上含む分散アプリケーション動作環境を用い、該システムは:コンポーネントやそのコンポーネントを内包するプロセスなどであるサーバを起動及び停止するために必要な情報をサーバエントリとして保持し、一つのサービスを提供する一つ以上のサーバの集合である分散アプリケーション単位での起動や停止を行うために必要なサーバエントリの集合をアプリケーションエントリとして保持し、そのアプリケーションエントリを用いて分散アプリケーションの起動や停止を制御するとともに、アプリケーションのリアルタイムな構成情報を保持するアプリケーションライフサイクル管理部と、サーバに他のコンポーネントあるいはプロセスから処理要求が渡されるとき及びサーバから処理結果が返されるときに、その処理の開始時刻と終了時刻、処理名、及びその処理を実行したサーバ名あるいはそのサーバがコンポーネントである場合はそのクラス名を含む処理性能データを取得し、サーバが他のサーバに処理を要求し処理結果を受けるときに、その処理要求発行時刻と処理結果受信時刻、要求した処理の名前、及びその処理要求発行先のサーバ名あるいはそのサーバがコンポーネントである場合はそのクラス名を含む応答性能データを取得する性能データ取得部と、該性能データ取得部が取得した処理性能データと応答性能データから、個々のサーバでの処理実行時間、処理実行頻度、処理要求応答時間などを算出し、それら各々について予め規定された閾値を超過した場合にイベントメッセージを発生させる品質測定部と、任意に選択された一つの分散アプリケーションを構成する個々のサーバに関する処理実行時間、処理実行頻度、処理要求応答時間などのデータを、そのデータを保持する品質測定部群から収集して提供し、そのデータとアプリケーション構成情報やサーバ間の依存関係情報から分散アプリケーションの性能品質確保のボトルネックとなっている個所を特定し、また、任意に選択された一つの分散アプリケーションを構成する個々のサーバで発生した、異常終了や異常状態への遷移などの異常事象に関する、時刻、プロセスID、コンポーネント名、コンポーネントクラス名などの情報をアプリケーションライフサイクル管理部や品質測定部から収集して提供し、分散アプリケーションの信頼性品質確保のボトルネックとなっている個所を特定する品質データ収集分析部と、を具備することを特徴とする分散アプリケーション試験・運用管理システム。
IPC (5件)：
G06F 15/177 678
, G06F 9/06 ZEC
, G06F 11/36
, G06F 11/28 340
, G06F 11/34
G06F 15/177 678 H
, G06F 9/06 ZEC
, G06F 11/28 340 A
, G06F 11/34 S
, G06F 9/06 620 R
5B042GA12
, 5B042HH11
, 5B045BB49
, 5B045BB50
, 5B045JJ08
, 5B076EC05
