特許
J-GLOBAL ID:200903087898391438

ポリアリーレンスルフィド及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西川 繁明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-435562
公開番号(公開出願番号):特開2004-244619
出願日: 2003年12月26日
公開日(公表日): 2004年09月02日
要約:
【課題】アルカリ金属水硫化物を含む硫黄源を使用し、高純度のポリアリーレンスルフィドを安定的かつ高収率で製造すること。【解決手段】有機アミド溶媒、アルカリ金属水硫化物を含む硫黄源、及び必要に応じてアルカリ金属水酸化物の全仕込み量の一部を含有する混合物を加熱して脱水工程を行う。脱水工程後の系内に残存する混合物とジハロ芳香族化合物とを混合し、加熱して重合反応させると共に、重合反応混合物中にアルカリ金属水酸化物を連続的にまたは分割して添加し、重合反応の開始から終了に至るまでの間、重合反応混合物のpHを7〜12.5の範囲内に制御する。本発明のポリアリーレンスルフィドは、窒素含有量が800ppm以下である。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
有機アミド溶媒中で、硫黄源とジハロ芳香族化合物とをアルカリ金属水酸化物の存在下に重合させるポリアリーレンスルフィドの製造方法において、 (1)反応槽内に、有機アミド溶媒、アルカリ金属水硫化物を含む硫黄源、及び必要に応じてアルカリ金属水酸化物の全仕込み量の一部を仕込み、これらを含有する混合物を加熱して、該混合物を含有する系内から水を含む留出物の少なくとも一部を系外に排出する脱水工程、並びに (2)脱水工程後の系内に残存する混合物とジハロ芳香族化合物とを混合し、これらを含む重合反応混合物を加熱して、硫黄源(以下、「有効硫黄源」という)とジハロ芳香族化合物とを重合反応させると共に、重合反応混合物中にアルカリ金属水酸化物を連続的にまたは分割して添加し、重合反応の開始から終了に至るまでの間、重合反応混合物のpHを7〜12.5の範囲内に制御する重合工程 を含むことを特徴とするポリアリーレンスルフィドの製造方法。
IPC (1件):
C08G75/02
FI (1件):
C08G75/02
Fターム (13件):
4J030BA03 ,  4J030BA48 ,  4J030BB14 ,  4J030BB29 ,  4J030BB31 ,  4J030BB52 ,  4J030BC00 ,  4J030BC01 ,  4J030BC02 ,  4J030BC08 ,  4J030BD22 ,  4J030BF01 ,  4J030CA01
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (5件)
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