特許
J-GLOBAL ID:200903087918685514

油圧緩衝器のシール構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-264500
公開番号(公開出願番号):特開2002-070920
出願日: 2000年08月29日
公開日(公表日): 2002年03月08日
要約:
【要約】【課題】 外筒3の上端部をオイルシール4のインサートメタル4Bの上面側に押し倒して本加締めする際に、剥離された糸状のゴム片が外部に排出されない油圧緩衝器SAのシール構造を提供すること。【解決手段】 オイルシール4のインサートメタル4Bの上面肩部に略矩形の円環状の逃げ部4Eを設け、当該逃げ部に外筒3の上部を加締める際にインサートメタルの外周側から剥離された糸状のゴム片を、加締め完了後も空隙部となる逃げ部の内周側隅部4Fに押し込めることにより、加締め部3Eからのゴム片の排出を防止すること。
請求項(抜粋):
油圧緩衝器の外殻をなす外筒の上部に設けられた案内孔に、油圧緩衝器を密封するオイルシールとピストンロッドを出没自在に案内するロッドガイドとが重畳されて嵌装され、オイルシールは、ロッドガイドの外周側に収装されて外筒の案内孔とロッドガイドとの嵌合部を密封する外周シール部と、ピストンロッドの摺動面を密封する内周シール部とが、インサートメタルを介して一体化され、インサートメタルの上面肩部に外筒の上部を加締めてなる油圧緩衝器のシール構造において、インサートメタルの上面肩部に略矩形の円環状の逃げ部を設け、当該逃げ部に外筒の上部を加締める際にインサートメタルの外周側から剥離された糸状のゴム片を、加締め完了後も空隙部となる逃げ部の内周側隅部に押し込めることにより、加締め部からのゴム片の排出を防止することを特徴とする油圧緩衝器のシール構造。
Fターム (5件):
3J069AA54 ,  3J069CC11 ,  3J069CC21 ,  3J069DD01 ,  3J069DD47
引用特許:
審査官引用 (1件)

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