特許
J-GLOBAL ID:200903087958827427

インバータのデッドタイム補償回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-262650
公開番号(公開出願番号):特開平10-112984
出願日: 1996年10月03日
公開日(公表日): 1998年04月28日
要約:
【要約】【課題】変圧器を介して系統に接続しているインバータのデッドタイムを適切に補償できるようにすることにある。【解決手段】無効電流指令値IQ * と励磁電流分IEXとを第1加算器31で加算した結果と有効電流指令値IP * とを三相交流電流信号に変換した後電流極性検出器14へ入力させる。あるいは、有効電流指令値IP * と無効電流指令値IQ * とを三相交流電流信号に変換し、これと励磁電流分IEXとを第2加算器41で加算した結果を電流極性検出器14へ入力させることにより、電流極性検出位相を従来よりも進みにすることで、制御信号補正分±Δλの制御信号λへの加算が適切なタイミングで行われる。又は、従来の電流信号を入力する電流極性検出器51に逆ヒステリシス設定器52を付加して電流極性検出時点を一定値だけ進めることにより、出力が一定しているインバータのデッドタイムを僅かな追加(逆ヒステリシス設定器52)のみで補償する。
請求項(抜粋):
キャリア波と制御信号との大小関係に対応して上側アームと下側アームとを交互にオン・オフさせて電力変換を行う際に、前記上下アームの同時オンを防止するデッドタイムを有する電圧形インバータを、変圧器を介して電力系統に接続し、この電力系統から検出する当該電圧形インバータの出力電流信号,又は当該電圧形インバータの電流指令信号を入力してその極性を検出する電流極性検出器と、前記制御信号に対応した補償量を演算する補償量演算器と、この補償量を前記電流極性に対応して前記制御信号に加算又は減算する回路を備えているインバータのデッドタイム補償回路において、前記電流極性検出器へ入力する信号の位相を、前記変圧器の励磁電流に対応して補正する励磁電流分補正回路を備えていることを特徴とするインバータのデッドタイム補償回路。
IPC (3件):
H02M 7/48 ,  H02M 7/537 ,  H02P 7/63 302
FI (3件):
H02M 7/48 R ,  H02M 7/537 C ,  H02P 7/63 302 K
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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