特許
J-GLOBAL ID:200903088017932136

マイクロピペット、インジェクション装置およびマイクロインジェクションの方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-200703
公開番号(公開出願番号):特開2003-125750
出願日: 2002年07月10日
公開日(公表日): 2003年05月07日
要約:
【要約】【課題】 本発明では、インジェクション液を注入させる量または核を吸引させたときの位置を調節することができるマイクロピペットおよびインジェクション装置を提供することを課題とする。【解決手段】 マイクロピペット1の先端から後方に離れた所定位置に後方に向かって広がるテーパ部12aを設ける。このテーパ部12aの内径が小さい部分に培養液6の界面を位置させておいて、マイクロピペット1内の空気Aにインジェクション装置2により低い圧力を加えることで、精子Sをマイクロピペット1内に吸引させる。このとき、培養液6の界面がテーパ部12aの内径の大きい部分に移動し、所定位置で止まる。そのため、マイクロピペット1のテーパ部12aで培養液6の界面の位置を調節するだけで、精子Sをマイクロピペット1内に吸引させたときの精子Sの位置を調節できる。
請求項(抜粋):
微量の液体や微小固体を注入または吸引するためのマイクロピペットであって、マイクロピペットの先端から後方に離れた所定位置に、圧力調節液が入り、かつ、後方に行くにしたがって拡幅するテーパを有する圧力調節部が設けられ、この圧力調節部に接触する前記圧力調節液の界面の面積が増減することにより、微量の液体や微小固体の注入または吸引を調節することを特徴とするマイクロピペット。
IPC (2件):
C12M 1/00 ,  A01K 67/02
FI (2件):
C12M 1/00 A ,  A01K 67/02
Fターム (5件):
4B029AA23 ,  4B029AA25 ,  4B029BB11 ,  4B029CC01 ,  4B029CC03
引用特許:
審査官引用 (1件)

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