特許
J-GLOBAL ID:200903088022562762

回転速度検出装置付転がり軸受ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-242012
公開番号(公開出願番号):特開平10-090292
出願日: 1996年09月12日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【目的】 センサ26の出力を十分に確保し、しかも小型・軽量化が可能な構造を実現する。【構成】 回転輪9と共に回転するエンコーダ19は、支持環20と永久磁石21とから成る。センサ26を構成する第一、第二のステータ28、29の外径側端縁部に形成した櫛歯状端縁部34a、34bは上記永久磁石21に、ラジアル方向とスラスト方向とで対向する。エンコーダ19とセンサ26とのスラスト方向の距離を小さくして、小型・軽量化が可能になる。
請求項(抜粋):
回転側周面に回転側軌道を有し、使用時に回転する回転輪と、上記回転側周面と対向する静止側周面に静止側軌道を有し、使用時に回転しない静止輪と、上記回転側軌道と上記静止側軌道との間に転動自在に設けられた複数の転動体と、S極とN極とを円周方向に亙って交互に且つ等ピッチで配置した円環状の永久磁石を含んで構成され、上記回転輪の一部に、この回転輪と同心に固定されたエンコーダと、上記静止輪に支持されてこのエンコーダを構成する永久磁石と対向するセンサとを備え、このセンサは、磁性材製で上記回転輪及びエンコーダと同心に配置された、円環状若しくは円弧状のステータと、このステータに添設されてこのステータ内を流れる磁束の変化に対応して電圧を惹起させるコイルとから構成されている回転速度検出装置付転がり軸受ユニットに於いて、上記エンコーダは、円筒部と、この円筒部の軸方向一端縁から直径方向に折れ曲がった円輪部とを備え、上記永久磁石はこれら円筒面の周面と円輪部の片面とに、上記S極とN極とを等ピッチで配置しており、上記ステータの両端縁部にそれぞれ複数ずつの突出部及び切り欠きを、円周方向に亙り交互に且つ上記エンコーダに設けたS極及びN極と等ピッチで設ける事により、それぞれ櫛歯状端縁部を形成し、一方の櫛歯状端縁部を上記エンコーダの一部で上記円筒部の周面に、他方の櫛歯状端縁部を上記エンコーダの他部で上記円輪部の片面に、それぞれ対向させると共に、上記一方の端縁に形成した櫛歯状端縁部を構成する各突出部がS極又はN極に対向する瞬間に、上記他方の端縁に形成した櫛歯状端縁部を構成する各突出部をN極又はS極に対向させる事を特徴とする回転速度検出装置付転がり軸受ユニット。
IPC (5件):
G01P 3/487 ,  B60T 8/00 ,  F16C 19/00 ,  F16C 19/52 ,  F16C 41/00
FI (5件):
G01P 3/487 J ,  B60T 8/00 A ,  F16C 19/00 ,  F16C 19/52 ,  F16C 41/00
引用特許:
審査官引用 (2件)

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