特許
J-GLOBAL ID:200903088039223520

有機C-S結合の生化学的切断

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-052304
公開番号(公開出願番号):特開平6-054695
出願日: 1993年03月12日
公開日(公表日): 1994年03月01日
要約:
【要約】【目的】 微生物に基づく生化学的試薬により有機C-S結合を選択的に切断する方法提供する。【構成】 生長条件下の少なくとも1種の微生物、微生物の細胞膜の断片のエキストラクトまたは微生物の細胞膜に関連した少なくとも1つの酵素であってよい、少なくとも1つの硫黄に特異的な反応試薬であり、各々の硫黄特異的反応試薬が、有機C-S結合の選択的切断能をもつ試薬に、硫黄を含む有機炭素質物質を接触させることによる、有機C-S結合の選択的な切断のための微生物を用いる方法。ロドコッカス ロドクロウスおよびバシルス スフェリクスおよびそれらの誘導株の微生物は有機C-S結合の選択的切断能をもつことが見い出され、特に好ましい微生物はロドコッカス ロドクロウス菌株ATCC53968およびバシルス スフェリクス菌株ATCC53969およびそれらの誘導株である。C-S結合の切断を、石炭または炭化水素油の中の有機物に結合した硫黄の低下のために、およびデフェンシンの生化学的な不活性化および修飾において使用することができる。
請求項(抜粋):
生長条件下の少なくとも1種の微生物、微生物の膜の断片を含むエキストラクト、および微生物の細胞膜に関連した少なくとも1種の酵素より成る群から選択される、少なくとも1種の、硫黄に特異的な反応試薬であり、前記の各硫黄特異性反応試薬が有機C-S結合の選択的切断能をもつ試薬に、硫黄を含む有機炭素質物質を接触させることを含んで成る、炭素質物質中の有機C-S結合の切断法。
IPC (5件):
C12P 11/00 ,  C10G 1/00 ,  C12S 1/02 ,  C12R 1:01 ,  C12R 1:07
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 半導体装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-213307   出願人:富士通株式会社

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