特許
J-GLOBAL ID:200903088052204011

磁気テープ装置におけるテープ張力制御方法とテープ張力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金田 暢之 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-284814
公開番号(公開出願番号):特開2003-091903
出願日: 2001年09月19日
公開日(公表日): 2003年03月28日
要約:
【要約】【課題】 リールにおけるテープの巻き半径の大小に影響されることなくテープ張力の変動を調整できる磁気テープ装置におけるテープ張力制御方法とテープ張力制御装置を提供する。【解決手段】 テープの巻き半径を検出する手段123,124,131,141とテープのテープ張力を検出する手段151、および補正電流計算部154を有することを特徴とする。補正電流計算部154は、リール半径計算部131,141のテープ巻き半径の計算結果を用いて、そのリールのテープ巻き半径に応じて張力変動を補正するためのモータ電流に変換する働きをする。この結果によってモータ電流の増減を行うことによりテープ巻き半径の大小に関係なく常に一定のテープ張力に制御することができる。
請求項(抜粋):
供給リールと巻き取りリールとの間でテープの移送が行われ、前記供給リールと前記巻き取りリールとの間の位置に配置されたヘッドによってテープに対するデータの読み書きが行われる磁気テープ装置において、前記供給リールと前記巻き取りリールとの回転駆動制御が、それぞれのリールを駆動するモータの軸に取り付けられたロータリエンコーダによってリールの回転数を計測し、リールの回転数からそれぞれのリール上のテープの巻き半径を算出し、該巻き半径に対応して所定の張力が前記テープに加わるように前記モータの回転を制御することによって行われるテープ張力制御方法であって、テープに加わる張力の変動を補正するために、前記ヘッド近傍に配設されて前記テープに加わる張力を検出するテンション検出器によって張力の変動値を検出し、検出された張力の変動値をそれぞれのリールの前記テープ巻き半径を参照して、該巻き半径に対応した値になるように補正値を算出し、該補正値を、それぞれの巻き半径に対応して所定の張力が前記テープに加わるようにそれぞれの前記モータの回転を制御する制御信号に加減算して、前記モータの回転を制御することを特徴とする磁気テープ装置におけるテープ張力制御方法。
Fターム (7件):
5D037AA04 ,  5D037AB02 ,  5D037AC01 ,  5D037BA02 ,  5D037BA05 ,  5D037BA14 ,  5D037CB02
引用特許:
審査官引用 (14件)
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