特許
J-GLOBAL ID:200903088056208755

強化成形部品,その製造方法及びその使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 南條 眞一郎
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-510765
公開番号(公開出願番号):特表平11-512171
出願日: 1996年09月03日
公開日(公表日): 1999年10月19日
要約:
【要約】本発明は、形及び/又は大きさの異なる縦断面及び/又は横断面を有し、中空の外部成形部品(12)と、少なくとも部分的に外部成形部品に接する、変形抵抗性の高い、連続発泡材料及び独立発泡材料のある発泡充填部を備え、発泡材料が中空外部成形部品(12)の内部の中空空間を少なくとも部分的に満たし、外部成形部品の耐変形性を向上させる強化成形部品と、中空の部品が既知の方法で製造され、中空の部品の中に発泡材料を導入して、発泡材料が少なくとも部分的に中空部品に接し、滑りばめにより又は既知の固定方法により中空の部品内に固定される成形部品の製造方法と、工事用足場,建設作業用枠,航空機,陸上走行車両,船舶,家具のフレーム構造における支持部材としての、前記請求の範囲のいずれかの成形部品の使用に関するものである。
請求項(抜粋):
1 形及び/又は大きさの異なる縦断面及び/又は横断面を有し、中空外部成形部品(12)と、少なくとも部分的に外部成形部品に接する、耐変形性の高い、連続発泡材料及び独立発泡材料のある発泡充填部を備え、発泡材料が中空の外部成形部品(12)の内部の中空空間を少なくとも部分的に満たし、外部成形部品の耐変形性を向上させた強化成形部品。 2 外部成形部品(12)の材料の繊維の配向がその外郭に対してほぼ平行である、請求の範囲1の成形部品。 3 外部成形部品(12)が同じ材料か又は異なる材料の多くの互いに平行な重なり合った層を有し、繊維の配向が完全に又は部分的に互いに平行である、請求の範囲1又は2の成形部品。 4 外部成形部品(12)の材料が常温成形又は熱成形された材料の一つ又はそれ以上の、場合によっては一緒に成形された、層を有する、前記いずれかの請求の範囲の成形部品。 5 少なくとも一つの常温成形材料が金属及び軽金属のグループから選ばれたものである、請求の範囲4の成形部品。 6 常温成形材料が、スチール,アルミニウム,マグネシウム,チタン及びこれらの合金からなるグループから選ばれたものである、請求の範囲5の成形部品。 7 外部成形部品(12)に繊維強化材料を含むことを特徴とする、前記いずれかの請求の範囲の成形部品。 8 発泡充填部(14)が発泡金属であるか又は高い耐変形性を有する発泡紙又は発泡セルロースのような合成及び天然のポリマーを含む発泡ポリマーである、前記いずれかの請求の範囲の成形部品。 9 中空の外部成形部品が既知の成形工程で製造され、この中に発泡材料が組込まれ、発泡材料が中空の部品に少なくとも部分的に接し、中空部品に滑りばめによって又は既知の固定方法によって固定されている、前記いずれかの請求の範囲の成形部品の製造方法。 10 中空の外部成形部品が少なくとも部分的に金属によって構成され、内部高圧成形法によって製造され、続いて発泡材料で充填される、請求の範囲9の方法。 11 中空の外部成形部品が少なくとも部分的にポリマーによって構成され、外部成形部品が注入成形,熱成形,ブロー成形又は内部高圧成形などの既知の成形方法による、少なくとも一層の材料の成形によって製造され、続いて発泡材料で充填される、請求の範囲9に記載の方法。 12 成形された外部成形部品での発泡材料の発泡化による又は成形された外部成形部品での事前成形された発泡材料の固定による外部成形部品の充填が外部成形部品の圧縮,接着,ろう付け,溶接,焼結,収縮又は引込みによって行われ、外部成形部品内にある発泡材料が引き続いて外側部分の内層を発泡材料としっかりと結合させる固定方法を含む方法によって固定される、請求の範囲9から11いずれかの方法。 13 発泡材を外部成形部品内に導入したあと、外部成形部品内にある発泡材料と中空の外部成形部品を一緒に成形する、請求の範囲9から12いずれかの方法。 14 工事用足場、また建設作業用枠,航空機,陸上走行車両,船舶,家具のフレーム構造における支持部材としての、前記請求の範囲のいずれかに記載の成形部品の使用。
IPC (2件):
F16S 3/00 ,  B21C 37/04
FI (2件):
F16S 3/00 ,  B21C 37/04 C
引用特許:
審査官引用 (14件)
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