特許
J-GLOBAL ID:200903088081402841

光学活性2-アルコキシシクロヘキサノール誘導体の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安富 康男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-219728
公開番号(公開出願番号):特開平9-047298
出願日: 1995年08月04日
公開日(公表日): 1997年02月18日
要約:
【要約】【課題】 安価であり、容易に入手することができる(±)-trans-2-アルコキシシクロヘキサノールを用い、1ステップで(S,S)-2-アルコキシシクロヘキサノールを効率的に製造する方法を提供する。【解決手段】 (±)-trans-2-アルコキシシクロヘキサノールに、アシルドナーの存在下、実質的に加水分解が起こらない条件下で、R体に立体特異的なエステル化能を有する微生物由来の加水分解酵素を作用させて、(S,S)-2-アルコキシシクロヘキサノールと(R,R)-2-アルコキシシクロヘキサノールのカルボン酸エステルとした後、前記(S,S)-2-アルコキシシクロヘキサノールを得る光学活性2-アルコキシシクロヘキサノール誘導体の製造法。
請求項(抜粋):
下記一般式(1);【化1】(式中R1 は、低級アルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、置換若しくは無置換のアリール基、又は、置換若しくは無置換のアラルキル基を表す。)で表される(±)-trans-2-アルコキシシクロヘキサノールに、アシルドナーの存在下、実質的に加水分解が起こらない条件下で、R体に立体特異的なエステル化能を有する微生物由来の加水分解酵素を作用させて、下記一般式(2);【化2】(式中R1 は、前記と同じ。)で表される(S,S)-2-アルコキシシクロヘキサノールと、下記一般式(3);【化3】(式中R1 は、前記と同じ。R2 は、水素、直鎖若しくは分岐状の炭素数1〜17のアルキル基、又は、直鎖若しくは分岐状の炭素数2〜17のアルケニル基を表す。)で表される(R,R)-2-アルコキシシクロヘキサノールのカルボン酸エステルとした後、前記(S,S)-2-アルコキシシクロヘキサノールを得ることを特徴とする光学活性2-アルコキシシクロヘキサノール誘導体の製造法。
IPC (13件):
C12P 41/00 ,  C07C 43/196 ,  C07C 67/03 ,  C07C 67/08 ,  C07C 69/06 ,  C07C 69/14 ,  C07C 69/24 ,  C12N 9/20 ,  C12R 1:05 ,  C12R 1:72 ,  C12R 1:785 ,  C12R 1:38 ,  C07M 7:00
FI (8件):
C12P 41/00 F ,  C07C 43/196 ,  C07C 67/03 ,  C07C 67/08 ,  C07C 69/06 ,  C07C 69/14 ,  C07C 69/24 ,  C12N 9/20
引用特許:
審査官引用 (3件)

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