特許
J-GLOBAL ID:200903088096119836
モータ制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-288256
公開番号(公開出願番号):特開2005-057935
出願日: 2003年08月06日
公開日(公表日): 2005年03月03日
要約:
【課題】高速応答可能な交流モータ用の騒音低減回路を提供すること。【解決手段】高調波指令値発生回路2は、あらかじめ基本波dq座標系に座標系変換された6k+1次のd軸高調波指令値Id6k+1*とq軸高調波指令値Iq6k+1*とを演算し、加算器3はこのd軸高調波指令値Id6k+1*をd軸基本波指令値Id1*とを加算し、加算器4はこのq軸高調波指令値Iq6k+1*をq軸基本波指令値Iq1*とを加算して、電流指令値とする。 これらd軸高調波指令値Id6k+1*とq軸高調波指令値Iq6k+1*との振幅、位相角を調整することにより、6k次の磁気騒音を良好に低減することができる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
m(mは3以上の正の整数)相の車両用同期交流回転電機の回転位置を検出する回転角検出要素と、
検出された前記回転位置に基づいて前記交流回転電機の電機子の各相巻線に所定の基本周波数及び振幅を有する相電流を個別に加えるモータ電流制御要素と、
を備えるモータ制御装置において、
前記各相巻線を流れる相電流を検出する相電流検出要素を有し、
前記モータ電流制御要素は、
前記回転角センサの出力信号により指定される前記相電流の基本周波数成分のd-q軸座標系(回転座標系)上へ前記各相電流の検出値(静止座標系)を座標変換して、d軸検出値Idおよびq軸検出値Iqを出力する相電流検出値座標系変換要素と、
前記相電流の基本周波数成分の目標値である基本波指令値の前記d-q軸座標系上のd、q軸成分であるd軸基本波指令値Id1*およびq軸基本波指令値Iq1*を出力する基本波指令値出力要素と、
6k+1(kは整数、基本周波数成分のkは0)次の高調波電流成分の目標値である高調波指令値の前記d-q軸座標系上のd、q軸成分であるd軸高調波指令値Id6k+1*およびq軸高調波指令値Iq6k+1*を出力する高調波指令値出力要素と、
(id1*)+(Id6k+1*)-(Id)を演算してd軸電流偏差ΔIdを求め、かつ、(Iq1*)+(Iq6k+1*)-(Iq)を演算してq軸電流偏差ΔIqを求める電流偏差演算要素と、
前記d軸電流偏差ΔIdおよびq軸電流偏差ΔIqに基づいて前記各相巻線に印加する相電圧を制御して、前記d軸電流偏差ΔIdおよびq軸電流偏差ΔIqを0に向けて収束させる相電圧制御要素と、
を備え、
前記高調波指令値出力要素は、
前記交流回転電機が発生する又は外部から前記交流回転電機に入力される加振力により前記交流回転電機の回転軸の軸心を中心として放射状に発生する振動である径方向振動のうちの前記基本周波数成分の6k(次)倍の高調波成分を、前記d軸高調波指令値Id6k+1*およびq軸高調波指令値Iq6k+1*の前記d軸基本波指令値Id*およびq軸基本波指令値Iq*への重畳処理により減衰させるものであることを特徴とするモータ制御装置。
IPC (2件):
FI (2件):
H02P5/408 C
, H02P6/02 371G
Fターム (27件):
5H560AA08
, 5H560BB04
, 5H560BB12
, 5H560DA10
, 5H560EB01
, 5H560GG04
, 5H560JJ12
, 5H560RR01
, 5H560SS02
, 5H560TT15
, 5H560XA02
, 5H560XA13
, 5H576AA15
, 5H576BB04
, 5H576CC04
, 5H576DD02
, 5H576DD07
, 5H576EE01
, 5H576EE11
, 5H576GG04
, 5H576HB01
, 5H576JJ03
, 5H576JJ22
, 5H576LL02
, 5H576LL22
, 5H576LL51
, 5H576LL58
引用特許:
出願人引用 (2件)
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特許第2928594号公報
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永久磁石回転電機の制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-210836
出願人:株式会社日立製作所
審査官引用 (1件)
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交流電動機の制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-186488
出願人:株式会社東芝
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