特許
J-GLOBAL ID:200903088115579070

熱交換用プレート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平井 安雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-017181
公開番号(公開出願番号):特開2006-207860
出願日: 2005年01月25日
公開日(公表日): 2006年08月10日
要約:
【課題】 伝熱部分の凹凸パターン形状を最適化して、プレート表裏を流れる各流体の性質の違いに対応可能とし、各流体に対する熱伝達性能を十分に確保し、高い熱交換効率を得られる熱交換用プレートを提供する。【解決手段】 金属製略板状体に主隆起部11と中間隆起部12が多数配置される凹凸パターンを形成して熱交換用プレート10とし、同形状の他プレートと同じ面同士を向い合わせにし、凸部同士を当接させた複数並列状態で一体化すると、プレートの凹凸面形状に応じた隙間が、プレートの表裏でそれぞれ異なった形状及び大きさとなってプレート間に存在することから、各隙間が互いに異なる流路をなすこととなり、それぞれ異なった伝熱性能を発揮でき、各流路を各熱交換用流体の性状に対応させればプレートと各流体との熱伝達を極めて効率的に進行させられ、熱交換用流体間で効率よく熱交換が行える。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
所定の凹凸パターンを有する金属製略板状体で形成され、同じ面同士を向い合わせにした一対をさらに複数組重ねた状態で一体化されて熱交換器を構成し、表面側で接する一の熱交換用流体と裏面側で接する他の熱交換用流体との間で熱交換を行わせる熱交換用プレートにおいて、 前記凹凸パターンとして、一方の面側に略円錐台状又は略多角錐台状に隆起した状態として形成され、プレート面上の各方向へそれぞれパターン化された所定配置状態として多数成型される主隆起部と、 当該各主隆起部のそれぞれ最も近い距離で隣合う同士における対向する錐面間の各中間部分で、主隆起部の対向する錐面にそれぞれ交わる平面及び/又は曲面を表面に有し、且つ主隆起部の頂部より低い所定高さの頂部を一又は複数有する隆起形状に形成される多数の中間隆起部とを備え、 前記各主隆起部が、それぞれ最も近い距離で隣合って中間に前記中間隆起部を介在させる他の主隆起部との組合わせを、同時に複数得られる配置状態とされてなり、 前記各中間隆起部と隣合う他の中間隆起部との間に、隆起高さ方向について最低高さ位置となる非隆起部分が存在し、当該非隆起部分が周囲を中間隆起部及び主隆起部に取囲まれて凹部をなすことを 特徴とする熱交換用プレート。
IPC (1件):
F28F 3/04
FI (1件):
F28F3/04 A
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開平3-91695号公報
  • 熱交換ユニット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-397699   出願人:株式会社ゼネシス
  • 熱交換器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-013642   出願人:株式会社日立製作所
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審査官引用 (3件)
  • 特表平6-508426
  • 積層形熱交換器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-338144   出願人:株式会社日立製作所, 日立オートモテイブエンジニアリング株式会社
  • 熱交換器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-013642   出願人:株式会社日立製作所

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