特許
J-GLOBAL ID:200903088122286363

灌流下観察用内視鏡の送水操作装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三井 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-386055
公開番号(公開出願番号):特開2005-143854
出願日: 2003年11月17日
公開日(公表日): 2005年06月09日
要約:
【課題】ピストン体を何も操作しない待機状態においては灌流下観察のための送水状態になり、しかも送水停止状態を維持するために操作を持続する必要がなく、送水停止状態においても術者が自分の手で自由に処置具を操作することができる灌流下観察用内視鏡の送水操作装置を提供すること。【解決手段】ピストン体7に連結された部材又はピストン体7にピン21を突設して、シリンダ体2に対して同軸位置に固定された円筒状部材15に軸線周り方向に斜行する斜行溝22をピン21が係合するように形成し、ピストン体7がシリンダ体2内に押し込まれた位置において圧縮コイルスプリング13の軸線方向付勢力によりピン21が嵌め込まれるクリック凹部23を斜行溝22に連続して形成すると共に、ピストン体7と円筒状部材15に対して圧縮コイルスプリング13の両端を固定する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
液体が供給される給液管と上記液体を送り出すための送液管とが接続されたシリンダ体に、上記給液管と上記送液管との連通状態を切り換えるためのピストン体が軸線方向に進退自在に配置されて、上記ピストン体を上記シリンダ体内に押し込まれた状態から上記シリンダ体内に押し込まれていない待機状態に戻す方向に付勢する圧縮コイルスプリングが上記ピストン体の軸線を囲む状態に設けられ、上記待機状態では上記給液管と上記送液管とが上記シリンダ体内を介して連通し、上記ピストン体が上記シリンダ体内に押し込まれた状態では上記給液管と上記送液管との間が上記ピストン体によって閉塞されるように構成された灌流下観察用内視鏡の送水操作装置において、 上記ピストン体に連結された部材又は上記ピストン体にピンを突設して、上記シリンダ体に対して同軸位置に固定された円筒状部材に軸線周り方向に斜行する斜行溝を上記ピンが係合するように形成し、上記ピストン体が上記シリンダ体内に押し込まれた位置において上記圧縮コイルスプリングの軸線方向付勢力により上記ピンが嵌め込まれるクリック凹部を上記斜行溝に連続して形成すると共に、上記ピストン体と上記円筒状部材に対して上記圧縮コイルスプリングの両端を固定して、 上記ピストン体が上記シリンダ体内に押し込み操作されると、上記ピンが上記斜行溝を通過して上記クリック凹部に嵌め込まれて、上記ピストン体が上記シリンダ体内に押し込まれた状態を維持すると共に上記圧縮コイルスプリングに軸線周りの回転方向付勢力が蓄えられ、その状態から上記ピストン体が上記圧縮コイルスプリングの軸線方向付勢力に抗して押し込み操作されると、上記圧縮コイルスプリングの回転方向付勢力により上記ピンが上記クリック凹部側から上記斜行溝側に押し出され、上記ピストン体の押し込み操作が解除されるのに伴って、上記圧縮コイルスプリングの軸線方向付勢力により上記ピンが上記斜行溝内を通って上記待機状態に戻されるようにしたことを特徴とする灌流下観察用内視鏡の送水操作装置。
IPC (1件):
A61B1/00
FI (1件):
A61B1/00 332A
Fターム (4件):
4C061FF12 ,  4C061HH04 ,  4C061HH08 ,  4C061HH14
引用特許:
出願人引用 (1件)

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