特許
J-GLOBAL ID:200903088148818819

電子式燃料噴射装置の噴射時期調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大貫 和保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-340769
公開番号(公開出願番号):特開平7-158497
出願日: 1993年12月09日
公開日(公表日): 1995年06月20日
要約:
【要約】【目的】 燃料のワックス化が発生した場合に、他の要因による噴射時期制御エラーと区別した制御をおこない、積極的にワックス化の解消を図り、ワックス化による制御不能時間の短縮を図る。【構成】 燃料がワックス化する低温時をエンジン冷却水によって判定し、低温時であると判定された場合にタイマ制御系の異常判定を中止し、タイミングコントロールバルブに通電する。燃料がワックス化すると噴射時期の制御が不能になるので、タイミングコントロールバルブへの通電によって生じる発熱を利用して燃料の温度上昇を促す。
請求項(抜粋):
噴射ポンプ内の燃料をタイマピストンに作用させ、タイマピストンに付勢する燃料圧をタイミングコントロールバルブで調節して燃料噴射開始時期を調節するタイマ装置と、前記タイマピストンの実位置を検出するタイマ位置検出手段と、タイマピストンの目標位置を機関の運転条件から設定するタイマ目標位置設定手段と、前記タイマピストンの実位置を前記目標位置に近づけるよう前記タイミングコントロールバルブを制御するフィードバック制御手段と、タイマ制御系に異常が発生したことを判定する異常判定手段と、前記異常判定手段によって異常が発生したと判定された場合に、前記タイミングコントロールバルブをオープンループ制御するオープンループ制御手段とを備えた電子式燃料噴射装置の噴射時期調整装置において、低温時であることを実質的に判定する低温判定手段と、前記低温判定手段により低温時であると判定された場合に前記異常判定手段による異常との判定を中止し、且つ、前記タイミングコントロールバルブに通電する制御手段を設けたことを特徴とする電子式燃料噴射装置の噴射時期調整装置。
IPC (4件):
F02D 45/00 345 ,  F02D 1/18 ,  F02D 41/22 385 ,  F02M 41/12 320
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る