特許
J-GLOBAL ID:200903088157883798

タイヤとホイールの組み付け解析方法とその解析モデル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮園 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-327160
公開番号(公開出願番号):特開2007-131206
出願日: 2005年11月11日
公開日(公表日): 2007年05月31日
要約:
【課題】実際のタイヤの組み付け状態に近いタイヤとホイールの組み付け解析方法とその解析に用いられるタイヤとホイールの組み付け解析モデルとを提供する。【解決手段】ホイールモデル11Mとタイヤモデル12Mとからタイヤ・ホイール組立体モデル10Mを作成し、タイヤモデル12Mのビード部12kに境界条件を付与して、上記ビード部12kをホイールと接触しない位置に幅方向内側に移動させた後、反対側に移動させ、上記ビード部12kをホイールに接触させて静止させるとともに、内圧充填して上記タイヤモデル12Mを変形させてタイヤとホイールとを組み付ける解析を行う際に、上記ビード部12kのホイールモデル11Mとの接触部分に相当する要素間に大きな静摩擦係数を与え、動いている部分については小さな動摩擦係数を与えるようにした。【選択図】図1
請求項(抜粋):
タイヤを有限個の要素に分割したタイヤモデルと、ホイールを有限個の要素に分割したホイールモデルとを作成する第1のステップと、 上記タイヤモデルと上記ホイールモデルとを、両者のモデルが重なり合うことを許容して組み合わせたタイヤ・ホイール組立体モデルを作成する第2のステップと、 上記タイヤ・ホイール組立体モデルのタイヤ左右のビード部に境界条件を与えることで、上記タイヤ・ホイール組立体モデルのホイールと接触しない位置に上記左右のビード部をそれぞれ幅方向内側に移動させた後、反対側に移動させ、上記左右のビード部をホイールに接触させて静止させる第3のステップと、 上記ビード部を静止させたタイヤ・ホイール組立体モデルに内圧充填して上記タイヤ・ホイール組立体モデルのタイヤを変形させ、上記タイヤを上記タイヤ・ホイール組立体モデルのホイールに組み付ける第4のステップ、 とを備えるとともに、上記第4のステップにおけるタイヤの変形解析時には、上記ビード部の下部と、上記ビード部の下部と接触するホイールの面との間に、ホイール上で静止している部分の摩擦係数である静摩擦係数が、ホイール上を滑っている部分の摩擦係数である動摩擦係数よりも大きくなるような摩擦係数を設定したことを特徴とするタイヤとホイールの組み付け解析方法。
IPC (3件):
B60C 19/00 ,  B60C 25/00 ,  G01M 17/02
FI (3件):
B60C19/00 Z ,  B60C25/00 ,  G01M17/02 B
引用特許:
出願人引用 (2件)

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