特許
J-GLOBAL ID:200903088168288255

車両用モールディングの端末成形方法および成形型

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 憲秋 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-149971
公開番号(公開出願番号):特開平10-324198
出願日: 1997年05月23日
公開日(公表日): 1998年12月08日
要約:
【要約】【課題】 装飾フィルムが積層された中実の押出成形品から、装飾フィルムの皺および剥離を生じにくく、外観良好にモールディング端末を成形する。【解決手段】 モールディング素材端末11の基材裏面31側を装飾フィルム20の折り重ね部21,21間で切除し、表面賦形型40のキャビティ41にモールディング素材端末を装飾フィルムがキャビティと対向し、端末先端12がキャビティ内端43から表面賦形型表面に突出するように配置し、前記モールディング素材端末の加熱軟化後、前記端末裏面13における装飾フィルムの折り重ね部をほぼキャビティ内端部位置で、また前記装飾フィルム間の基材裏面をキャビティ内端から所要距離離れた位置でキャビティ側へ押して、前記突出する先端をモールディング素材裏面側へ曲げて起こし、該曲げ起こし部16における装飾フィルムの折り重ね部間16a部分をモールディング素材の表面側から押して基材裏面に折り重ねる。
請求項(抜粋):
装飾フィルムが基材の表面に積層されて当該装飾フィルムの幅方向両端が基材の幅方向両端裏面に折り重ねられた押出品からなるモールディング素材に対し、その長手方向端末先端側の前記基材裏面側を装飾フィルムの折り重ね部間で切除する切除工程と、モールディング端末の表面賦形型に形成したキャビティに、前記モールディング素材の端末を装飾フィルムがキャビティと対向するようにし、かつ前記端末先端がキャビティ内端から表面賦形型表面に突出するように配置する配置工程と、前記キャビティへのモールディング素材の配置前あるいは配置後にモールディング素材の端末を加熱する加熱工程と、前記モールディング素材の端末裏面における装飾フィルムの折り重ね部をほぼキャビティ内端部位置で、また前記装飾フィルムの折り重ね部間の基材裏面をキャビティ内端から所要距離離れた位置で各々キャビティ側へ押して、前記モールディング素材端末のキャビティ内端から突出する先端をモールディング素材裏面側へ曲げて起こす先端曲げ工程と、前記モールディング素材の先端曲げ起こし部における装飾フィルムの折り重ね部間部分をモールディング素材の表面側から押して基材裏面に折り重ねる折り重ね工程と、前記モールディング素材端末裏面の不要部を切除するトリミング工程とを含むことを特徴とするモールディングの端末成形方法。
引用特許:
出願人引用 (3件)

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