特許
J-GLOBAL ID:200903088169133808
負圧制御型流体封入式マウント装置とその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-186875
公開番号(公開出願番号):特開平11-030270
出願日: 1997年07月11日
公開日(公表日): 1999年02月02日
要約:
【要約】【課題】 仕切部材を挟んだ両側に受圧室と平衡室を形成する一方、それら受圧室と平衡室を連通するオリフィス通路の開口部に対して、平衡室を画成する可撓性膜を押しつけて閉塞する押圧部材を設けると共に、該押圧部材の背後に作用空気室を形成し、該作用空気室に負圧を及ぼすことによって押圧部材による可撓性膜への押圧力を解除してオリフィス通路の開口部を開口せしめるようにした負圧制御型の流体封入式マウント装置において、押圧部材によるオリフィス通路の開口部の開閉作動の安定性を向上すること。【解決手段】 可撓性膜42と押圧部材90を、相互に別体の部品で形成し、それら可撓性膜42と押圧部材90を、オリフィス通路86の開口部84,74に対する押圧部位において、適当な固着構造116,118等により後固着せしめた。
請求項(抜粋):
第一の取付部材が、有底円筒形状を有する第二の取付部材の開口部側に離隔配置せしめられて、それら第一の取付部材と第二の取付部材が本体ゴム弾性体により連結されていると共に、該第二の取付部材の内部が可撓性膜で軸方向両側に仕切られて該可撓性膜と前記本体ゴム弾性体との間に非圧縮性流体が封入された流体室が形成されており、該流体室に仕切部材が収容されて該第二の取付部材により固定的に支持せしめられて、該仕切部材を挟んだ軸方向両側に、前記本体ゴム弾性体にて壁部の一部が構成された受圧室と、前記可撓性膜にて壁部の一部が構成された平衡室が形成され、更にそれら受圧室と平衡室を相互に連通する第一のオリフィス通路が設けられている一方、かかる第二の取付部材における前記可撓性膜を挟んで前記流体室とは反対の底部側に、該可撓性膜を挟んで前記第一のオリフィス通路の開口部に対向位置して該第一のオリフィス通路の開口部に対して接近/離隔方向に移動可能とされた押圧部材が配設されると共に、該押圧部材を該可撓性膜に押圧せしめて該可撓性膜で前記第一のオリフィス通路の開口部を閉塞せしめる付勢手段が設けられ、更に該押圧部材によって前記第二の取付部材の底部を気密に仕切って作用空気室が形成されており、該作用空気室に負圧力を及ぼすことによって該押圧部材の該可撓性膜への押圧力が解除されて前記第一のオリフィス通路の開口部が開口せしめられる負圧制御型流体封入式マウント装置において、前記可撓性膜と前記押圧部材が、相互に別体の部品で形成されていると共に、該押圧部材の該可撓性膜に対する押圧部位において、それら押圧部材と可撓性膜が固着されていることを特徴とする負圧制御型流体封入式マウント装置。
IPC (2件):
FI (2件):
F16F 13/00 630 F
, F16F 13/00 620 U
引用特許:
審査官引用 (3件)
-
液体封入式マウント
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-327946
出願人:エヌ・オー・ケー・メグラスティック株式会社
-
液体封入式マウント
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-052640
出願人:エヌ・オー・ケー・メグラスティック株式会社
-
特開平4-262142
前のページに戻る