特許
J-GLOBAL ID:200903088178181882

密封板付転がり軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-098667
公開番号(公開出願番号):特開平11-002252
出願日: 1998年04月10日
公開日(公表日): 1999年01月06日
要約:
【要約】【課題】 グリース又はこのグリース中の基油成分やシール材18の破片等の異物が転がり軸受外に出ない構造を、安価に実現する。【解決手段】 シールド板11fの平坦部21にシール材18を添着する。そして、このシール材18を、上記平坦部21と、係止溝12の内側側面19aとの間で挟持する。この内側側面19aの端縁部22を、上記シール材18の幅方向中央部に当接させる。このシール材18が、グリース又はこのグリース中の基油成分が漏洩する事を防止する。又、シール材18が破断する事により生じた細片が、転がり軸受外に出る事はない。
請求項(抜粋):
内周面に外輪軌道を有する外輪と、外周面に内輪軌道を有する内輪と、上記外輪軌道と内輪軌道との間に転動自在に設けられた複数の転動体と、上記外輪の端部内周面で上記外輪軌道から外れた部分に全周に亙って設けられた係止溝と、全体を円輪状に形成され、外周縁部をこの係止溝に係止する事により上記外輪の端部内周面に係止された密封板とを備えた密封板付転がり軸受に於いて、上記密封板の内側面外径寄り部分でこの密封板の外周縁よりも少し内径寄り部分には弾性を有するシール材が、全周に亙って添着されており、上記密封板を上記係止溝に係止した状態で上記シール材は、この密封板の内側面外径寄り部分と上記係止溝の側面との間で弾性的に挟持されている事を特徴とする密封板付転がり軸受。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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