特許
J-GLOBAL ID:200903088182704105
停車時車体姿勢制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (5件):
杉村 憲司
, 杉村 興作
, 来間 清志
, 藤谷 史朗
, 澤田 達也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-163477
公開番号(公開出願番号):特開2008-308142
出願日: 2007年06月21日
公開日(公表日): 2008年12月25日
要約:
【課題】停車時における車体姿勢変化(ノーズダイブ)の揺り戻しを、制動停止距離の増大なしに抑制、または防止可能な停車時車体姿勢制御装置を提案する。【解決手段】ブレーキ装置7による制動で車体重心Gに車体慣性力Fiが作用すると、車体1がノーズダイブしてピッチング角変化αを生ずる。停車後は車体慣性力Fiが低下して消失するため、αも車体姿勢復帰力βにより解消されるが、この時αは一旦、定常停車時の本来のピッチング角を超えて揺り戻される。これを抑制するため、車輪内蔵モータ5から後輪2に付加トルクTaが加えられるようモータ5を作動させる。Taの反力は、サスペンションメンバ3の車体側取り付け点3aから車体1へ分力FhfおよびFvuとして入力され、サスペンションメンバ4の車体側取り付け点4aから車体1へ分力FhrおよびFvdとして入力される。これら分力により車体1に反力トルクTrが発生し、このTrは重心Gの周りに、βと対向する向きの揺り戻し抑制モーメントMbを生じさせる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
サスペンション装置により車体に懸架した車輪を駆動力発生装置からの駆動力により回転して走行可能で、該車輪をブレーキ装置により制動して停車が可能な車両において、
前記ブレーキ装置を作動させたままの停車直後で、車体慣性力による前記サスペンション装置の弾性変形を介した車体姿勢変化に起因して制動力が残存する間、前記ブレーキ装置によるブレーキ保持力のトルク換算値以下の車体姿勢制御用付加トルクが前記駆動力発生装置から車輪へ加えられるよう該駆動力発生装置を作動させ、
前記車体姿勢制御用付加トルクの向きを、該付加トルクの反力が、前記車体慣性力の消失に伴うサスペンション装置の前記弾性変形の解放によって付与される車体姿勢復帰力と対向する向きの車体姿勢制御力を生じさせる向きとしたことを特徴とする停車時車体姿勢制御装置。
IPC (6件):
B60W 30/02
, B60L 15/20
, B60T 8/32
, B60W 10/08
, B60W 10/18
, B60W 30/00
FI (7件):
B60K41/00 340
, B60L15/20 J
, B60T8/32
, B60K41/00 301B
, B60K41/00 301F
, B60K41/00 610H
, B60K41/00 612D
Fターム (29件):
3D041AA69
, 3D041AB01
, 3D041AC26
, 3D041AD51
, 3D041AE41
, 3D041AF09
, 3D246EA02
, 3D246EA17
, 3D246HA04B
, 3D246HA35A
, 3D246HA79A
, 3D246HA86A
, 3D246HA91A
, 3D246HA93A
, 3D246HA94A
, 5H115PA01
, 5H115PA08
, 5H115PC06
, 5H115PG04
, 5H115PI13
, 5H115QE10
, 5H115QI07
, 5H115QN03
, 5H115QN06
, 5H115SE07
, 5H115TB01
, 5H115TO02
, 5H115TO23
, 5H115TO30
引用特許:
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