特許
J-GLOBAL ID:200903088222838932

Ras-ファルネシル転移酵素阻害剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-525630
公開番号(公開出願番号):特表平9-500615
出願日: 1994年05月10日
公開日(公表日): 1997年01月21日
要約:
【要約】rasファルネシル:プロテイントランスフェラーゼの強力な阻害剤として作用するベンゾジアゼピン誘導体を開示する。rasファルネシル:プロテイントランスフェラーゼの阻害が必要である病気の治癒のための、これらのベンゾジアゼピン類を含む医薬組成物を提供する。
請求項(抜粋):
構造式(II):[式中、R1は、CF3およびよりなる群から選択され; RおよびR'は、水素、ハロ(F、Cl、Br、I)、C1〜C6アルキル、ハロ(F、Cl、Br、I)C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシ-C1〜C6アルキル、C1〜C6アルキルカルボニル、およびC1〜C6アルキルオキシカルボニルよりなる群から独立に選択され; R4およびR4'は、水素、ハロ(F、Cl、Br、I)、C1〜C6アルキル、ハロ(F、Cl、Br、I)C1〜C6アルキル、フェニルおよびベンジルよりなる群から独立に選択され; R7は、水素、ハロ(F、Cl、Br、I)、C1〜C6アルキル、およびハロ(F、Cl、Br、I)C1〜C6アルキルよりなる群から選択され; Wは、C(=O)-NR7'R8、CH2-C(=O)-NR7'R8、C(=O)-O-R8、C8'(OH)-CHR7R8、CHR8'-CHR7R8、CR8'=CR7R8(EまたはZ)、C(=O)-CHR7R8、CHR8'-NR7'R8、CHR8'-O-R8、CHR8'-S(O)u-R8(uは0、1または2である)、CR8'=N-R8、CHR8'-R8、W'、C1〜C4アルキル-Z-C1〜C4アルキル-W'(ZはSまたはOである)、C1〜C4アルキル-Z-C6〜C12アリール-W'(ZはSまたはOである)、C1〜C3アルキル-W'、C6〜C12アリール-W'、C6〜C12アリール-C1〜C3アルキル-W'、ヘテロ環-W'、ヘテロ環-C1〜C3アルキル-W'、C1〜C2アルキル-C6〜C10アリール-W'およびC1〜C2アルキル-ヘテロ環-W'(式中、ヘテロ環はO、N、およびSよりなる群から選択される1〜3個のヘテロ原子を有する5または6員の飽和または不飽和環である。)よりなる群から選択され; W'は、水素、SR9、SSR9、SC(=O)-R9、OR9、C(=NH)-NH2、N=CH-NH2、NH-CH=NH、R8およびVよりなる群から選択される1〜3個の置換基から選択され; R7'は、水素、C1〜C8アルキル、C2〜C8アルケニル、C2〜C8アルキニル、C3〜C12シクロアルキル-C1〜C3アルキル、C3〜C12シクロアルキル、C1〜C4アルキル-Z-C1〜C4アルキル(ZはSまたはOである)、C2〜C4アルキル-NR-C2〜C4アルキル、C2〜C4アルキルC6〜C12アリール、C2〜C4アルキル-C6〜C12シクロアルキル、C2〜C8アルケニル、C6〜C12アリール-C1〜C3アルキル、C6〜C12アリールC2〜C4アルキニル、インドール-3-イル-C1〜C3アルキル、およびイミダゾール-4-イル-C1〜C3アルキルよりなる群から選択され(いずれのアリール、アルキル、シクロアルキル、またはアルケニル部分も場合によりハロ(F、Cl、Br、I)または-OR9で置換される。); R7'およびR8はそれらが結合する窒素と一緒になって、N、SおよびOから選択される0、1または2個の更なるヘテロ原子を含むヘテロ環式の5-、6-または7員環を形成してもよく(該ヘテロ環は、オキソ(=O)、SR9、SSR9、SC(=O)-R9、OR9、C(=O)NHOH、NHR9、C(=O)NR27R28、およびVより選択される1または2の基で場合により置換される。); R8は、非置換または置換した、C1〜C8アルキル、C2〜C8アルケニル、C2〜C8アルキニル、C3〜C12シクロアルキル-C1〜C4アルキル、C3〜C12シクロアルキル、C1〜C4アルキル-Z-C1〜C4アルキル(ZはSまたはOである)、C2〜C4アルキル-NR-C2〜C4アルキル、C2〜C4アルキル-C6〜C12アリール、C2〜C4アルキル-C6〜C12シクロアルキル、C2〜C8アルケニル、C6〜C12アリール-C14アルキル、C6〜C12アリール-C2〜C4アルキニル、インドール-3-イル-C1〜C3アルキルおよびイミダゾール-4-イル-C1〜C3アルキルよりなる群から選択され(いずれのアリール部分もハロ(F、Cl、Br、I)、-OR9およびVで場合により置換され、いずれのアルキル、シクロアルキル、またはアルケニル基も、SR9、SSR9、SC(=O)-R9、OR9、C(=NH)-NH2、N=CH-NH2、NH-CH=NH、NH-C(=NH)-NH2、C(=O)NHOH、C(=O)OR9、NHR9、C(=O)NR27R28、およびVよりなる群から選択される1〜3の基により場合により置換される。); Vは、COR10、SO3R13、NHSO2CF3、PO(OR13)2、SO2NHR10、CONHOR13、C(OH)R10PO(OR13)2、ハロ(F、Cl、Br、I)、NO2、CN、COR13、SO2NH-ヘテロアリール(ヘテロアリールはO、NおよびSから選択される1〜3個のヘテロ原子を有する5または6員の芳香環であり、該ヘテロアリールは、OH、CN、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、CF3、ハロ(F、Cl、Br、I)、NO2、COOH、COO-(C1〜C4アルキル)、NH2、NH(C1〜C4アルキル)、N(C1〜C4アルキル)2よりなる群から選択される1または2の置換基で置換され、または非置換である。)、CONHSO2R15、SO2NHCOR15、CONHSO2R13、CH2CONHSO2R15、NHCONHSO2R15、NHSO2NHCOR15、CONHNHSO2CF3、CON(OH)R13、CONHCOCF3、CONHSO2R10、CONHSO2R11、CONHSO2R13、よりなる群から選択され; R9は、水素、C1〜C6アルキル、C3〜C10シクロアルキル、フェニルおよびベンジルよりなる群から選択され; R10はヒドロキシ、C1〜C8-アルコキシ、C3〜C12シクロアルコキシ、C3〜C12-アルケンオキシ、C6〜C12アリールオキシ、C1〜C6-アルキル-C6〜C12-アリールオキシ、ジ-C1〜C8アルキルアミノ-C1〜C8-アルコキシ、群アセチルアミノエトキシ、ニコチノイルアミノエトキシ、およびスクシンアミドエトキシより選択されるアルカノイルアミノ-C1〜C8アルコキシ、C1〜C8-アルカノイルオキシ-C1〜C8アルコキシ、C6〜C12-アリール-C1〜C8-アルコキシ(アリール基は、ニトロ、ハロ(F、Cl、Br、I)、C1〜C4-アルコキシ、およびアミノよりなる群から選択された1〜3の基で置換されているかまたは非置換である。)、ヒドロキシ-C2〜C8-アルコキシ、ジヒドロキシ-C3〜C8アルコキシおよびNR11R12よりなる群から選択され; R11およびR12は、水素、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルカノイル、ニトロ、ハロ(F、Cl、Br、I)、C1〜C4アルコキシおよびアミノから選択される1〜3個の基で置換されたC1〜C6アルカノイル、およびC6〜C12-アリール-C1〜C8-アルキル(アリール基は、ニトロ、ハロ(F、Cl、Br、I)およびC1〜C4-アルコキシよりなる群から選択される1〜3の基で置換されているかまたは非置換である。)よりなる群から独立に選択され; R13は、水素、C1〜C6アルキル、ハロ(F、Cl、Br、I)-C1〜C6アルキル、フェニル、ベンジルおよびCH2-O-COCH3よりなる群から選択され; R15は、C614アリール、ヘテロアリール(該ヘテロアリールは、O、N、およびSから選択される1〜3個のヘテロ原子を有する5または6員の芳香環であり、該ヘテロアリールはOH、SH、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、CF3、ハロ(F、Cl、Br、I)、NO2、COOH、COO-(C1〜C4アルキル)、NH2、NH(C1〜C4アルキル)およびN(C1〜C4アルキル)2よりなる群から選択される1または2の置換基で置換されているか、または非置換である。)、C3〜C7-シクロアルキル、群C6〜C14アリール、上に定義したヘテロアリール、OH、SH、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、CF3、ハロ(F、Cl、Br、I)、NO2、CO2H、CO2-C1〜C4アルキル、NH2、N[C1〜C4)アルキル]2、NH[(C1〜C4)-アルキル]、PO3H、PO(OH)(C1〜C4)-アルコキシから選択される置換基で置換されているかまたは非置換のC1〜C4アルキル、およびC1〜C4パーフルオロアルキルよりなる群から選択され; R16は、CN、NO2、COOR13、C1〜C6パーフルオロアルキル、およびCF3よりなる群から選択され; R19は、水素、C1〜C6-アルキル、C2〜C6-アルケニル、C1〜C6-アルコキシ、C2〜C6-アルコキシアルキル、CH2-O-COCH3、およびベンジル(そのフェニル部分は、NO2、NH2、OH、およびOCH3よりなる群から選択される基で置換されているか、または非置換である。)よりなる群から選択され; Xは、NR24-C(=O)-R25、NR24-C(=O)-R8、NR24-C(=O)-NR7'R8、NR24-C(=O)OR8、NR24-C(=O)S-R8、(CH2)1-4NR24-C(=O)-R25、NR24-CH(OH)-R25、NR24-CH2-R25、NR24-S(O)u-R25(uは0、1または2である。)、CHR24-O-R25、CHR24-CH2R25、CHR24-R25、CR24=CHR25(EまたはZ)、(CH2)1-4-C(=O)-R25、(CH2)1-4-C(=O)NH-R25、(CH2)1-4-C(=O)N-(R25)2、C6〜C10アリール-R25、ヘテロ環-R25、C1〜C2アルキル-C6〜C10アリール-R25およびC1〜C2アルキル-ヘテロ環-R25よりなる群から選択され(いずれのヘテロ環も、O、N、およびSから選択される1〜3個のヘテロ原子を有する5-または6員・・・
IPC (25件):
C07D243/14 ,  A61K 31/55 ADU ,  A61K 31/55 ADZ ,  C07D243/10 ,  C07D243/24 509 ,  C07D401/06 243 ,  C07D401/14 207 ,  C07D401/14 243 ,  C07D403/04 233 ,  C07D403/04 241 ,  C07D403/06 233 ,  C07D403/06 243 ,  C07D403/10 223 ,  C07D403/10 243 ,  C07D403/12 209 ,  C07D403/12 243 ,  C07D403/14 207 ,  C07D405/06 243 ,  C07D409/06 243 ,  C07D409/14 243 ,  C07D417/12 243 ,  C07D417/14 207 ,  C07D417/14 213 ,  C07D417/14 243 ,  C07D487/04 151
FI (25件):
C07D243/14 ,  A61K 31/55 ADU ,  A61K 31/55 ADZ ,  C07D243/10 ,  C07D243/24 509 ,  C07D401/06 243 ,  C07D401/14 207 ,  C07D401/14 243 ,  C07D403/04 233 ,  C07D403/04 241 ,  C07D403/06 233 ,  C07D403/06 243 ,  C07D403/10 223 ,  C07D403/10 243 ,  C07D403/12 209 ,  C07D403/12 243 ,  C07D403/14 207 ,  C07D405/06 243 ,  C07D409/06 243 ,  C07D409/14 243 ,  C07D417/12 243 ,  C07D417/14 207 ,  C07D417/14 213 ,  C07D417/14 243 ,  C07D487/04 151
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭63-238069
  • 特開昭61-063666
  • CCK拮抗剤としてのベンゾラクタム類縁体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-337522   出願人:メルクエンドカムパニーインコーポレーテツド
全件表示

前のページに戻る