特許
J-GLOBAL ID:200903088245585284

建物地震応答の簡易評価方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  渡邊 隆 ,  青山 正和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-003895
公開番号(公開出願番号):特開2006-194616
出願日: 2005年01月11日
公開日(公表日): 2006年07月27日
要約:
【課題】 建物の構造や規模などの基本的な情報のみを利用して建物の地震応答量を簡易に評価することができる方法を提供する。【解決手段】 先ず、対象とする建物の建物規模(S11)および構造種別(S12)から建物タイプを決定し、当該建物タイプの回帰係数a、b、α、βを選択する(S13)。次いで、回帰係数a、b、α、βの定まった簡易予測式に、対象とする建物の建物階数N(S14)並びに想定する地震波の最大加速度Aおよび最大速度V(S15)を代入して、特定階r階、s階の最大応答量Rr、Rsを算定する(S16)。任意階iの最大応答量Riは、特定階r階、s階の最大応答量Rr、Rsを用いて線形補間式により算定する(S17)。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
構造種別と建物規模により建物タイプ別にグループ化された建物階数Nの異なる複数の建物モデルからなる建物モデル群を設定するとともに、地震波の最大加速度Aを当該地震波の最大速度Vで除したA/Vの大きさ別にグループ化され、且つ基準加速度A0で基準化された複数の地震波からなる地震波群を設定し、 前記各建物モデル群の各建物モデルについて、前記地震波群を入力波として時刻歴応答解析を実施して各建物モデルの階ごとの最大応答量を求め、前記各A/Vのグループについて当該最大応答量を平均して階ごとの平均最大応答量を算出し、 前記各建物モデル群について、前記各A/Vのグループごとに得られた前記階ごとの平均最大応答量に基づき、前記各建物モデル群ごとに、特定階の最大応答量RとA/Vおよび建物階数Nとの関係を簡易予測式として求めておき、 対象とする建物について、A/Vおよび建物階数Nを設定して前記簡易予測式より得られる特定階の最大応答量Rを線形補間することにより、当該建物の任意階の地震時最大応答量を得ることを特徴とする建物の地震応答量の簡易評価方法。
IPC (3件):
G01M 7/00 ,  G01H 17/00 ,  G06F 17/50
FI (4件):
G01M7/00 Z ,  G01H17/00 Z ,  G06F17/50 612G ,  G06F17/50 680B
Fターム (4件):
2G064AA05 ,  2G064AB19 ,  5B046AA03 ,  5B046JA08
引用特許:
出願人引用 (4件)
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