特許
J-GLOBAL ID:200903088304100419

精密研削盤および砥石半径測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-271953
公開番号(公開出願番号):特開2000-094322
出願日: 1998年09月25日
公開日(公表日): 2000年04月04日
要約:
【要約】【課題】 工作物の外周面を極めて精密に研削することができる精密研削盤および砥石半径測定方法を提供すること。【解決手段】 先ず、砥石台4に取り付けられたタッチプローブ52を主軸台24に固定された基準ブロック7に当接させ、砥石42の回転軸芯と主軸の回転軸芯との位置関係を精密に求める。次に、回転中の砥石42を転写棒6に接触させて転写棒6をわずかに研削することにより砥石外径を転写棒6に転写し、研削された転写棒6の先端の位置をタッチプローブ52で計測して回転中の砥石42の半径が精密に計測される。砥石42の回転軸芯と主軸の回転軸芯との位置関係と砥石半径とが精密に求められているので、これらの測定値を元に主軸に保持された工作物に対する砥石外径の位置を精密に算出することができ、工作物の外周面を極めて精密に研削することができるようになる。
請求項(抜粋):
工作物を保持して回転駆動する主軸をもつ主軸台と、該主軸に平行な砥石軸周りに砥石を回転駆動し、該主軸に対しX軸方向およびZ軸方向に相対的に平行移動可能な砥石台と、該主軸および該砥石台を数値制御する制御装置と、を有する研削盤であって、X軸に沿い主軸に対向して砥石台に取り付けられたタッチプローブと、該X軸に沿い該タッチプローブに接触可能に主軸台に固定された転写棒と、該砥石台を該主軸台に対してX方向に所定量だけ相対移動させ、該砥石に該転写棒を研削させる転写棒研削手段と、該転写棒研削手段によって該転写棒が研削されたときの砥石台位置X1を記憶する研削位置記憶手段と、該転写棒研削手段により該転写棒の研削が実行された後に、該タッチプローブを該転写棒の被研削面に接触させ、接触したことを検知する接触検知手段と、該接触検知手段によって該タッチプローブが該転写棒に接触したときの砥石台位置X2を記憶する接触位置記憶手段と、該研削位置記憶手段に記憶された該砥石台位置X1と、該接触位置記憶手段に記憶された該砥石台位置X2との差に基づいて、回転中の該砥石の半径を算出する砥石半径演算手段と、を有することを特徴とする精密研削盤。
IPC (2件):
B24B 49/10 ,  B24B 49/18
FI (2件):
B24B 49/10 ,  B24B 49/18
Fターム (5件):
3C034AA01 ,  3C034CA07 ,  3C034CA26 ,  3C034CB13 ,  3C034DD20
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 砥石車のツルーイング装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-255497   出願人:豊田工機株式会社
  • 研削装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-260853   出願人:豊田工機株式会社

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