特許
J-GLOBAL ID:200903088313359620
並列命令実行方式
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-065956
公開番号(公開出願番号):特開平5-265755
出願日: 1992年03月24日
公開日(公表日): 1993年10月15日
要約:
【要約】【目的】 命令実行手段の使用効率を向上させて、計算機全体の命令実行性能を高める。【構成】 並列実行可能命令数情報と命令実行キャンセル指定情報とを未定義命令にセットする並列命令実行解析コンパイラと、並列命令実行制御情報がセットされる並列命令実行制御レジスタ7と、並列命令実行制御情報が並列命令実行の有効を示すものであれば、前記未定義命令をデコードする並列情報デコードユニット2と、並列命令実行制御情報が並列命令実行の有効を示している場合、並列実行可能命令数が示す命令を該当する命令実行手段5、6へ転送し、並列実行制御情報が並列命令実行の無効を示す場合、連続する命令群を順に該当する命令実行手段5、6に転送する命令デコード発行ユニット3と、キャンセル指定を受けた命令に対し、条件分岐命令の条件に応じて、実行結果をキャンセルする命令実行手段5、6を備えている。
請求項(抜粋):
複数の命令実行手段を備え、複数の命令を並列して実行する電子計算機の並列命令実行方式において、連続する命令群のうち、連続する何個の命令が並列実行可能かを示す並列実行可能命令数情報と、並列実行可能な複数の命令の中に条件分岐命令が含まれていれば、該条件分岐命令の条件に応じて、前記並列実行可能な複数の命令のうちの何れの命令の実行結果をキャンセルするかを指定する命令実行キャンセル指定情報とを、所定の命令語にセットする並列命令実行解析コンパイラと、並列命令実行が有効か否かを示す並列命令実行制御情報がセットされる並列命令実行制御レジスタと、該並列命令実行制御レジスタにセットされた並列命令実行制御情報が前記並列命令実行の有効を示すものであれば、前記所定の命令語にセットされた、並列実行可能命令数および命令実行キャンセル指定情報をデコードする並列情報デコーダと、前記並列命令実行制御情報が並列命令実行の有効を示している場合、前記並列情報デコーダによる並列実行可能命令数のデコード結果にしたがって、並列実行可能な複数の命令をそれぞれ該当する命令実行手段に転送し、前記並列命令実行制御情報が並列命令実行の無効を示している場合、前記連続する命令群を順に、該当する命令実行手段へ転送する命令デコード発行手段とを有し、前記命令実行手段は、前記並列情報デコーダによる命令実行キャンセル指定情報のデコードの結果、キャンセル指定を受けた命令が転送された場合、該命令についての実行結果を、前記命令実行キャンセル指定情報に関る条件分岐命令の条件に応じて、キャンセルすることを特徴とする並列命令実行方式。
IPC (4件):
G06F 9/38 310
, G06F 9/38 330
, G06F 9/38 370
, G06F 9/45
引用特許:
審査官引用 (1件)
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並列命令実行方式
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-070258
出願人:日本電気株式会社
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