特許
J-GLOBAL ID:200903088318643997

多出力スイッチング電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 廣澤 勲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-330647
公開番号(公開出願番号):特開2004-166420
出願日: 2002年11月14日
公開日(公表日): 2004年06月10日
要約:
【課題】簡単な構成で安定した出力が可能であり、小型化が容易でコストも安価な多出力スイッチング電源装置を提供する。【解決手段】主出力回路20にシングルフォワ-ドコンバ-タを用い、主出力回路20の2次側転流用素子D4の両端子間に、他の降圧チョッパ回路又は極性反転チョッパ回路の入力を接続して従属出力回路22を設ける。従属出力回路22の制御用スイッチング素子Q2のボディダイオードが、主出力回路20の整流用素子D3に対して逆方向の直列になるよう接続する。主スイッチング素子Q1のオン時間よりも短いオン時間で、制御用スイッチング素子Q2を動作させる制御回路24を設ける。従属出力回路22は、主出力回路20の出力電圧より低い出力電圧で制御される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
入力端子間にトランスの1次巻線と主スイッチング素子が直列に接続され、上記主スイッチング素子のオン時に上記トランスの2次巻線の正電圧が発生する端子に転流用素子のダイオードのカソードが接続され、上記トランスの2次巻線の他方の端子に整流用素子のダイオードのカソードが接続され、上記整流用素子のダイオードのアノードと上記転流用素子のダイオードのアノードが互いに接続され、上記転流用素子のダイオードのカソードとアノード間にインダクタと第1の出力コンデンサが直列接続され、上記第1の出力コンデンサの両端に主出力電圧の出力端子が設けられてなる主出力回路を有し、上記主スイッチング素子の信号端子に接続され上記主出力電圧に応じて上記主スイッチング素子のオン時間を制御する制御回路を有して成るフォワードコンバータ回路を備えた多出力スイッチング電源装置において、 上記転流用素子のダイオードのカソードに、ボディダイオードのカソードが接続されるようにMOS-FETの制御用スイッチング素子を接続し、上記制御用スイッチング素子のボディダイオードのアノード側端子に、上記主出力回路に並列に接続された従属出力回路の転流用素子のダイオードのカソードを接続し、上記従属出力回路の転流用素子のダイオードのアノードを上記従属出力回路の一対の出力端子の一方に接続し、上記従属出力回路の転流用素子のダイオードのカソードとアノード間に、他のインダクタと第2の出力コンデンサを直列接続し、上記第2の出力コンデンサの両端に上記従属出力回路の出力端子を接続し、上記制御用スイッチング素子のゲートを上記従属出力回路の出力電圧に応じてそのオン時間を制御する制御回路に接続して成り、上記従属出力回路は上記主出力電圧より低い出力電圧となるようにしたことを特徴とする多出力スイッチング電源装置。
IPC (1件):
H02M3/28
FI (1件):
H02M3/28 V
Fターム (7件):
5H730AA15 ,  5H730BB13 ,  5H730BB23 ,  5H730BB85 ,  5H730BB86 ,  5H730DD04 ,  5H730EE65
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 多出力型スイッチング電源装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-324480   出願人:サンケン電気株式会社
  • 特開平3-018275
  • 電源装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-263690   出願人:キヤノン株式会社
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