特許

J-GLOBAL ID：200903088461335420

溶融飛灰から重金属を回収する方法

発明者： 中原 啓介 ,  仲尾 強 ,  須藤 雅弘 ,  品川 拓也
出願人/特許権者： 日本鋼管株式会社
代理人 (1件)： 高野 茂
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-009053
公開番号（公開出願番号）：特開平10-204548
出願日： 1997年01月22日
公開日（公表日）： 1998年08月04日
要約：

【要約】【課題】 回収される重金属濃縮物に、溶融飛灰中のダイオキシン類が移行して混入し、また、制限値以上の塩素分が含まれており、非鉄金属製錬用の原料として望ましい重金属濃縮物が得られない。【解決手段】 ごみ焼却残渣を溶融処理した際に捕集された飛灰(溶融飛灰)に水を加え、さらに必要に応じてアルカリを加えて、スラリーにし、このスラリーを固液分離して可溶性塩類が溶出した溶液B1 と重金属を含む残渣A1 とに分け、残渣A1 を高温加熱処理し、この処理物を重金属濃縮物として回収する。残渣A1 を高温加熱処理した際には、ダストが飛散するので、このダストを捕集し、飛灰に水を加えてスラリーにする処理段階へ戻す。

請求項（抜粋）：

ごみ焼却残渣を溶融処理した際に捕集された飛灰に水を加え、さらに必要に応じてアルカリを加えて、スラリーにし、このスラリーを固液分離して可溶性塩類が溶出した溶液と重金属を含む残渣とに分け、分離された残渣を高温加熱処理し、この処理物を重金属濃縮物として回収することを特徴とする溶融飛灰から重金属を回収する方法。

IPC (3件)：

C22B 7/02 ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00

FI (3件)：

C22B 7/02 B ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 304 G

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 焼却炉および溶融炉からの飛灰の処理方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-311210   出願人：同和鉱業株式会社
• 焼却炉から排出された飛灰の処理方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-323591   出願人：山崎仲道, 日本鋼管株式会社
• 特開昭49-109202
  
• 特開昭49-109202