特許
J-GLOBAL ID:200903088489006413

色素増感太陽電池およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-160701
公開番号(公開出願番号):特開2005-340710
出願日: 2004年05月31日
公開日(公表日): 2005年12月08日
要約:
【課題】 本発明における課題は、色素増感太陽電池において、正孔輸送層からアノード側への逆電子移動を抑制することは今後の実用に向けて大きな課題である。特に、正孔輸送層としてp型半導体を用いる場合は、アノード側と接触すると短絡が生じ、光起電力が得られなくなる。このため、p型半導体とアノード側の短絡を防止する必要がある。【課題手段】 本発明は、アノード側の導電層と多孔質金属酸化物膜との間に金属または金属酸化物からなるバリア層を設ける色素増感太陽電池を提供するものである。また、バリア層について、酸化の程度を制御することで、アノード側の導電層と多孔質金属酸化物層との間の逆電子移動を防ぐ一方で、バリア層自体の吸収や電気抵抗を最低限に抑えたものを提供する。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
少なくとも基材上に透明導電層、色素を吸着させた多孔質金属酸化物層、正孔輸送層、対極を順に積層させることによって作製された色素増感太陽電池において、導電層と多孔質金属酸化物層との間に下記一般式(1)で表される金属酸化物のうち、少なくとも一種類以上の組成物からなるバリア層を有することを特徴とする色素増感太陽電池。 MOX (1) (M:金属元素、O:酸素。Mの価数が1の時は0<X<0.5、Mの価数が2の時は0<X<1、Mの価数が3の時は0<X<1.5、Mの価数が4の時は0<X<2、Mの価数が5の時は、0<X<2.5)
IPC (2件):
H01L31/04 ,  H01M14/00
FI (2件):
H01L31/04 Z ,  H01M14/00 P
Fターム (14件):
5F051AA14 ,  5F051BA14 ,  5H032AA06 ,  5H032AS06 ,  5H032AS16 ,  5H032BB05 ,  5H032BB10 ,  5H032EE02 ,  5H032EE07 ,  5H032EE10 ,  5H032EE16 ,  5H032EE20 ,  5H032HH01 ,  5H032HH04
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特許第2664194号公報
審査官引用 (5件)
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