特許
J-GLOBAL ID:200903088565255703

温度制御装置、温度制御プログラムおよび情報処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-050301
公開番号(公開出願番号):特開2009-211111
出願日: 2008年02月29日
公開日(公表日): 2009年09月17日
要約:
【課題】各種処理を実行する制御対象の筐体表面の温度上昇を抑制するために回転させるファンのファン回転数と、各種処理を実行する制御対象を動作させるために必要な動作性能値を示す動作クロック周波数とを制御する温度制御装置において、接続されるLSIの処理性能を必要以上に下げることを防止することを課題とする。【解決手段】温度制御装置は、周囲雑音とファン雑音とからファン回転数を決定し、制御対象となるLSIなどの温度を測定し、決定されたファン回転数の冷却能力の範囲内において、許容温度範囲に収まるような動作クロック周波数を決定して、接続されるLSIを制御する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
各種処理を実行する制御対象の筐体表面の温度上昇を抑制するために回転させるファンのファン回転数と、各種処理を実行する制御対象を動作させるために必要な動作性能値を示す動作クロック周波数とを制御する温度制御装置であって、 前記温度制御装置の周囲環境における雑音の大きさを示す周囲雑音と、当該周囲雑音に応じて決定されたファンを回転させることにより発生する雑音の大きさを示すファン雑音と、当該ファン雑音に応じたファンの回転数を示すファン回転数とを対応付けて記憶する第一の記憶手段と、 前記温度制御装置の筐体内および/または周囲の温度である第一の温度と、当該第一の温度の上昇による発熱を放熱するために必要なファンの回転数を示すファン回転数と、前記動作性能値を示す動作クロック周波数とを対応付けて記憶する第二の記憶手段と、 所定の期間ごとに前記周囲雑音を測定し、測定された周囲雑音に対応したファン雑音を前記第一の記憶手段から取得し、取得されたファン雑音に対応したファン回転数を前記第一の記憶手段から取得し、取得されたファン回転数を前記測定された周囲雑音に応じたファン回転数として決定するファン回転数決定手段と、 前記ファン回転数決定手段によりファン回転数が決定された場合に、前記第一の温度を測定し、前記ファン回転数決定手段により決定されたファン回転数に対応する温度である第二の温度を前記第二の記憶手段から取得し、測定された第一の温度と取得された第二の温度とを比較する温度比較手段と、 前記温度比較手段により第一の温度が第二の温度以上である場合に、前記取得された第二の温度に対応する動作クロック周波数を前記第二の記憶手段から取得して、取得された動作クロック周波数を用いて制御対象を制御するとともに、前記ファン回転数決定手段により決定されたファン回転数を用いてファンを制御し、前記温度比較手段により第一の温度が第二の温度未満である場合に、前記測定された第一の温度に対応する動作クロック周波数およびファン回転数を前記第二の記憶手段から取得して、取得されたファン回転数を用いてファンを制御するとともに、取得された動作クロック周波数を用いて制御対象を制御する動作クロック周波数決定手段と、 を備えたことを特徴とする温度制御装置。
IPC (3件):
G06F 1/20 ,  G06F 1/00 ,  H05K 7/20
FI (4件):
G06F1/00 360D ,  G06F1/00 360B ,  G06F1/00 340 ,  H05K7/20 J
Fターム (4件):
5E322BB03 ,  5E322BB05 ,  5E322BB06 ,  5E322BC03
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (5件)
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