特許
J-GLOBAL ID:200903088577514798

表示素子装置及び表示素子の駆動方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-184609
公開番号(公開出願番号):特開平10-096896
出願日: 1997年06月26日
公開日(公表日): 1998年04月14日
要約:
【要約】【課題】 温度等の変化にかかわらず、高コントラストの画像を表示できる強誘電相を有する液晶を用いた表示素子装置を提供する。【解決手段】 基板間に、印加電圧に応じて、分子が第1の方向21Aと第2の方向21Bに配列した強誘電相と、ダイレクタが第1と第2の方向21Aと21Bとの間の方向に向く液晶を配置する。第1と第2の方向21A、21Bの交角が45°より大きい液晶を使用する。偏光板23の透過軸23Aを第1の方向21Aと第2の方向21Bの中間の方向21Cに対して22.5°傾いた方向に配置し、偏光板24の光学軸24Aを透過軸23Aに直交するように配置する。液晶が強誘電相にならず、最大と最小の透過率が得られる電圧範囲で、表示階調に対応する電圧を各画素の液晶に印加する。液晶の温度を測定し、液晶の印加電圧を測定温度に応じて調整し、温度にかかわらず、適切な階調を表示する。
請求項(抜粋):
対向面に電極がそれぞれ形成された一対の基板と、前記一対の基板の間に配置され、前記電極間に印加された一方極性の第1の電圧に応じて液晶分子が第1の方向にほぼ配列した第1の強誘電相を示す第1の配向状態と、前記電極間に印加された他方極性の第2の電圧に応じて液晶分子が第2の方向にほぼ配列した第2の強誘電相を示す第2の配向状態と、前記第1の電圧と第2の電圧との中間の任意の第3の電圧の印加に応じて液晶分子がそのダイレクタを前記第1の方向と前記第2の方向との間の方向に向けて配向する強誘電相を示す液晶と、前記一対の基板を挟んで配置され、いずれか一方の光学軸が前記第1と第2の方向のいずれか一方と前記第3の方向とにより挟まれる角度範囲に設置され、他方の光学軸が前記一方の光学軸と実質的に垂直または平行にそれぞれ配置された一対の偏光板と、前記電極間の前記液晶に、液晶のダイレクタを前記第1の方向と第2の方向とにより挟まれる角度範囲より狭い角度範囲で変化させる電圧を印加する駆動手段と、前記液晶のダイレクタを変化させることによって表示される画像のコントラストを、前記駆動手段が前記液晶に印加する電圧を制御することによって補償するコントラスト補償手段と、を備える強誘電相を示す液晶を用いた表示素子装置。
IPC (5件):
G02F 1/133 580 ,  G02F 1/133 550 ,  G02F 1/133 560 ,  G02F 1/133 575 ,  G09F 9/35 305
FI (5件):
G02F 1/133 580 ,  G02F 1/133 550 ,  G02F 1/133 560 ,  G02F 1/133 575 ,  G09F 9/35 305
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 反強誘電性液晶パネル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-020728   出願人:シチズン時計株式会社
  • 特開平3-274090
  • 特開平1-288826
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