特許
J-GLOBAL ID:200903088578573704

色素増感型太陽電池の製造方法及び色素増感型太陽電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 長谷川 芳樹 ,  塩田 辰也 ,  寺崎 史朗 ,  長濱 範明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-299318
公開番号(公開出願番号):特開2004-134298
出願日: 2002年10月11日
公開日(公表日): 2004年04月30日
要約:
【課題】優れたエネルギー変換効率を有する電池を容易に構成することのできる色素増感型太陽電池の製造方法及びこれにより得られる色素増感型太陽電池の提供。【解決手段】半導体電極2及びその受光面F2上に形成された透明電極1を有する光電極10と、対極CEと、電極2と対極との間に配置された電解質を含む多孔体層PSとを有する色素増感型太陽電池30の製造方法である。光電極を形成する第5工程と、絶縁性の多孔体材料を含む液を電極2上に塗布し乾燥させ、電極2上に層PSの前駆体層を少なくとも形成する第6工程と、導電性の炭素材料を含む液を第6工程の後に得られる積層体上に塗布し乾燥させ、対極の前駆体層を少なくとも形成する第7工程と、チタン化合物を含む処理液中に第7工程で得られる積層体を浸漬し、当該積層体を処理液から取り出して洗浄し、酸化雰囲気下、400〜600°Cの温度範囲で熱処理する第8工程とを少なくとも有する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
受光面を有する半導体電極及び当該受光面上に隣接して配置された透明電極を有する光電極と、対極と、前記半導体電極と前記対極との間に配置されており絶縁性の多孔体材料を構成材料として含む多孔体層とを有し、電解質が前記多孔体層中に少なくとも含有されている色素増感型太陽電池の製造方法であって、 前記光電極を形成する第1工程と、 前記絶縁性の多孔体材料を含む液を調製し、前記光電極の前記半導体電極上に塗布し、次いで乾燥させることにより、前記半導体電極上に前記多孔体層の前駆体層を少なくとも形成する第2工程と、 チタン化合物を含む処理液を調製し、当該処理液中に前記第2工程で得られる積層体を浸漬し、次いで、当該積層体を前記処理液から取り出して洗浄し、酸化雰囲気下、400〜600°Cの温度範囲で熱処理する第3工程と、 前記第3工程の熱処理により得られる前記多孔体層上に前記対極を形成する第4工程と、 を少なくとも有することを特徴とする色素増感型太陽電池の製造方法。
IPC (2件):
H01M14/00 ,  H01L31/04
FI (2件):
H01M14/00 P ,  H01L31/04 Z
Fターム (17件):
5F051AA14 ,  5F051EA09 ,  5F051EA16 ,  5F051FA06 ,  5H032AA06 ,  5H032AS06 ,  5H032AS16 ,  5H032AS19 ,  5H032BB02 ,  5H032BB05 ,  5H032BB06 ,  5H032CC16 ,  5H032EE02 ,  5H032EE16 ,  5H032EE17 ,  5H032HH02 ,  5H032HH06
引用特許:
出願人引用 (2件)

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