特許
J-GLOBAL ID:200903088600995340

コミュテータ及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 筒井 大和 ,  小塚 善高 ,  筒井 章子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-307713
公開番号(公開出願番号):特開2009-136036
出願日: 2007年11月28日
公開日(公表日): 2009年06月18日
要約:
【課題】胴部の樹脂成形時における樹脂材料の漏れを防止することにより、樹脂除去のための後工程を不要として、コミュテータの製造コストを低減することである。【解決手段】セグメント素材形成工程P1により円筒状の本体部と軸方向に突出する複数のライザ部と一対の傾斜面を備えた切り欠き部とを備えたセグメント素材を形成し、曲折部形成工程P2により各ライザ部を本体部に対して径方向外側に折り曲げて曲折部を形成する。胴部成形工程P3により成形型に設けられる係合片を切り欠き部に軸方向から填め合わせて当該部分を閉塞するとともに成形型に設けられる当接部を軸方向から曲折部に当接させて当該部分を閉塞した状態で成形室内に樹脂材料を射出し、セグメント素材の内側に胴部を形成する。そして、セグメント片形成工程P4により内側に胴部が形成されたセグメント素材を周方向に等間隔に切断して複数のセグメント片を形成する。【選択図】図5
請求項(抜粋):
樹脂材料により円筒状に形成される胴部と導体により形成され前記胴部の外周に周方向に等間隔に並べて固定される複数のセグメント片とを備え、回転電機のアマチュアに用いられるコミュテータの製造方法であって、 円筒状の本体部と、該本体部の軸方向の一端に軸方向に突出して設けられる複数のライザ部と、それぞれ軸方向に対して傾斜する一対の傾斜面を備え隣り合う前記ライザ部の間に軸方向に延びて設けられる複数の切り欠き部とを備えたセグメント素材を導体により形成する工程と、 複数の前記ライザ部を前記本体部に対して径方向外側に向けて折り曲げて、それぞれの前記ライザ部の根本部分に曲折部を形成する工程と、 前記胴部を成形するための成形室を備え前記セグメント素材が配置される第1半型と、それぞれ対応する前記切り欠き部に軸方向から填め合わされる複数の係合片とそれぞれ前記曲折部に軸方向から当接する複数の当接部とを備え前記第1半型に軸方向から組み合わされて前記成型室を閉塞する第2半型とを備えた成形型を用いて前記セグメント素材の内側に前記胴部を樹脂成形する工程と、 内側に前記胴部が樹脂成形された前記セグメント素材を周方向に等間隔に切断し、前記胴部の外周に複数の前記セグメント片を形成する工程とを有することを特徴とするコミュテータの製造方法。
IPC (2件):
H02K 13/00 ,  H02K 15/02
FI (2件):
H02K13/00 E ,  H02K15/02 P
Fターム (13件):
5H613AA01 ,  5H613BB04 ,  5H613GA02 ,  5H613GB17 ,  5H613KK02 ,  5H613KK17 ,  5H613KK18 ,  5H615AA01 ,  5H615BB04 ,  5H615PP26 ,  5H615SS03 ,  5H615SS13 ,  5H615SS44
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 実開平5-41090号公報
審査官引用 (2件)

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