特許
J-GLOBAL ID:200903088634265546

エネルギーサブトラクション画像生成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-005027
公開番号(公開出願番号):特開平11-205682
出願日: 1998年01月13日
公開日(公表日): 1999年07月30日
要約:
【要約】【課題】 ノイズ低減処理を繰り返し行うことにより、第1の画像(骨部画像)および第2の画像(軟部画像)を得るようにしたエネルギーサブトラクション画像生成方法において、サブトラクション処理前の原画像とほぼ同程度にまでノイズを低減するとともに、見た目に自然な感じの観察適性の優れたサブトラクション画像を生成する。【解決手段】 放射線画像を読み取ることにより得られた画像信号に基づいて、撮影時の放射線量に相当する感度S(S値)を求める。このS値が大きいすなわち放射線量が少ないほどノイズが大きくなるため、ノイズ低減処理の繰り返し回数を多くする。一方、S値が小さいすなわち放射線量が多いほどノイズが小さくなるため、ノイズ低減処理の繰り返し回数を少なくする。
請求項(抜粋):
互いに放射線吸収率の異なる複数の組織から構成される被写体を透過した、エネルギー分布が互いに異なる放射線から得られた複数の放射線画像のそれぞれを表す複数の原画像データに基づいて、前記被写体中の主として第1の組織が記録された第1の画像を表す第1の画像データを求める第1の処理を行った後、前記第1の画像データを処理することにより前記第1の画像のノイズ成分が低減された第1の平滑化画像を表す第1の平滑化画像データを求めて、前記原画像データから該第1の平滑化画像データを減算処理することにより、前記被写体の主として第2の組織が記録された第2の画像を表す第2の画像データを求める第2の処理を行い、該第2の処理の後、前記第2の画像データを処理することにより前記第2の画像のノイズ成分が低減された第2の平滑化画像を表す第2の平滑化画像データを求めて、前記原画像データから該第2の平滑化画像データを減算処理することにより、前記被写体の主として前記第1の組織が記録された新たな第1の画像を表す新たな第1の画像データを求める第3の処理を行い、該第3の処理の後、前記第3の処理により求められた前記新たな第1の画像データを前記第2の処理における前記第1の画像データとして再度前記第2の処理を行うことにより、前記被写体の主として前記第2の組織が記録された新たな第2の画像を表す新たな第2の画像データを求める新たな第2の処理と、該新たな第2の画像データを前記第3の処理における前記第2の画像データとして再度前記第3の処理を行うことにより、前記被写体の主として前記第1の組織が記録された新たな第1の画像を表す新たな第1の画像データを求める新たな第3の処理とを所定回数繰り返すエネルギーサブトラクション画像生成方法において、前記新たな第2の処理および前記新たな第3の処理の繰り返し回数を、前記原画像データを得た際における前記放射線の線量に基づいて決定することを特徴とするエネルギーサブトラクション画像生成方法。
IPC (6件):
H04N 5/325 ,  A61B 6/00 333 ,  A61B 6/00 ,  G06T 1/00 ,  G06T 7/00 ,  H04N 7/18
FI (6件):
A61B 6/00 350 S ,  A61B 6/00 333 ,  H04N 7/18 L ,  A61B 6/00 350 A ,  G06F 15/62 390 A ,  G06F 15/70 455 B
引用特許:
審査官引用 (3件)

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