特許
J-GLOBAL ID:200903088634296646

反応帯域に組み合わされる循環還流物を含む蒸留帯域内での処理による炭化水素転換方法およびベンゼンの水素化におけるその使用法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-098503
公開番号(公開出願番号):特開平11-323353
出願日: 1999年04月06日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】【課題】 反応帯域に組み合わされる循環還流物を含む蒸留帯域内での処理による炭化水素転換方法方法において、蒸留帯域の還流率を減少させ、高い炭化水素転換率を伴って、しかも蒸留帯域のサイズの縮小を得る。必要な熱の総交換面積を減少させる。ベンゼンを含む軽質不飽和化合物の含有量を選択的に減少する。オクタン価の実質的な損失を伴わない液体蒸留物を得る。低いリボイリング出力により、使用エネルギーを節約する。触媒の使用量を少なくする。【解決手段】 炭化水素仕込物を、少なくとも一部外側にある反応帯域3に組み合わされる蒸留帯域2内で処理し、この帯域2内で、触媒と水素を含むガス流体との存在下に転換反応を行なう。蒸留帯域2に再導入される反応帯域3の流出物の一部が、再導入レベルの下方に位置する採取レベルの高さで採取される反応帯域3の仕込物の温度よりも低い温度に導かれる。
請求項(抜粋):
炭化水素仕込物の転換方法であって、前記仕込物を、少なくとも1つの触媒床を含みかつ少なくとも一部外側にある反応帯域に組み合わされる、頂部の蒸気蒸留物と底部の流出物とを生じる蒸留帯域内で処理し、この帯域内で、触媒と水素を含むガス流体との存在下に少なくとも1つの炭化水素の少なくとも一部の少なくとも1つの転換反応を行ない、反応帯域の仕込物は、少なくとも1つの採取レベルの高さで採取されかつ蒸留帯域内を流れる液体の少なくとも一部であり、反応帯域の流出物は、少なくとも1つの再導入レベルの高さで蒸留帯域内に少なくとも一部再導入されて、蒸留の継続を確保するようにする方法において、蒸留帯域に再導入される反応帯域の流出物の一部が、再導入レベルの下方に位置する採取レベルの高さで採取される反応帯域の仕込物の温度よりも低い温度に導かれることを特徴とする、炭化水素仕込物の転換方法。
IPC (2件):
C10G 7/02 ,  C10G 45/44
FI (2件):
C10G 7/02 ,  C10G 45/44
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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