特許
J-GLOBAL ID:200903088644037959

遠心式送風機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-283083
公開番号(公開出願番号):特開平9-126193
出願日: 1995年10月31日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】【課題】 逆流現象の生じ易い領域Aにおける吸込空気流と逆流との衝突を効果的に防止してそれに起因する送風騒音の発生を抑制し、且つ通常送風状態への悪さを最小限に押さえ込むことを目的とする。【解決手段】 ブレード7からスクロールケーシング4の吸込口14側に吹き返す逆流現象がブレード7の上面からの吹き出しであり、且つ通常の送風状態でその部分は殆ど風を吸い込まない部分である点に着目し、ノーズ部18を起点として遠心式羽根車の回転方向に-60°から+60°までの逆流現象の生じ易い領域A内のブレード7の上面全体をベルマウス15の幅広部24や口縁部26等により覆い、ノーズ部18を起点として遠心式羽根車の回転方向に+120°から+270°までの逆流現象の生じ難い領域B内のブレード7の上面を部分的に覆うことにより、領域Aにおける逆流現象を抑え込むようにした。
請求項(抜粋):
多数のブレードが周方向に一定の間隔で配置され、吸引した空気を径方向外方へ吹き出す遠心式羽根車と、この遠心式羽根車の周囲にノーズ部を起点として渦巻状通風路が形成され、前記遠心式羽根車の軸心方向の一端に吸込口を形成するベルマウスが設けられた渦巻状のケーシングとを備えた遠心式送風機であって、前記吸込口の内径をDi、前記ブレードの吸込側端部の内径をD1 、前記ブレードの吹出側端部の外径をD2 としたとき、前記ベルマウスは、前記ノーズ部を起点として前記遠心式羽根車の回転方向に-60°から+60°までの逆流現象の生じ易い領域が、Di≦D1 、前記ノーズ部を起点として前記遠心式羽根車の回転方向に+120°から+270°までの逆流現象の生じ難い領域が、D1 ≦Di≦D2の関係を満足することを特徴とする遠心式送風機。
FI (2件):
F04D 29/44 P ,  F04D 29/44 X
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 遠心フアン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-314673   出願人:ダイキン工業株式会社
  • 特開昭60-247099
審査官引用 (3件)
  • 遠心フアン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-314673   出願人:ダイキン工業株式会社
  • 特開昭60-247099
  • 特開昭60-247099

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