特許
J-GLOBAL ID:200903088652702791

沸騰水型原子炉の始動および監視方法ならびに制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-569407
公開番号(公開出願番号):特表2003-526770
出願日: 1999年06月14日
公開日(公表日): 2003年09月09日
要約:
【要約】沸騰水型原子炉の危険のない始動が、炉心から制御棒を引抜く際に2つの条件が守られ、また監視されるならば、達成される。即ち制御棒の駆動装置(X)は、同時に直接に又は対角線上で隣接する制御棒(能動化AyおよびAz)が停止状態にとどまり、かつさらにまだ全ての直接に隣接する制御棒が完全に挿入された始端位置にある(位置信号Py)ときにしか能動化されてはならない。
請求項(抜粋):
原子炉(3)を有し、その断面積にわたって制御棒(5)が2色の市松模様に相応するパターン(39)に分配されており、市松模様の各々の領域に制御棒が配置されており、その際に制御棒(5)が炉の遮断された状態では炉心(3)内に挿入され、始動の際には少なくとも部分的に炉心(3)から引抜かれる沸騰水型原子炉の始動方法において、 同時に動かされる制御棒(5)を、市松模様パターンの中で相異なる色の領域に付属させる機器構成および/又は実際上制御棒(5)の半分を完全に又は部分的に炉心(3)から引抜き、かつ完全に挿入した制御棒を相異なる色の領域に付属させる機器構成を採用し、その際に始動範囲を限定する炉出力の上限の到達時に、制御棒を、a)各々の制御棒(32、33)は、それに直接隣接する全ての制御棒(35) 又は対角線上で隣接する全ての制御棒(37)が静止状態にとどまるときに のみ全体的又は部分的に炉心(3)から動かさず、かつb)炉出力の上限(LIM)にまだ到達しておらず、かつ予め定められた最小数 (mo)の制御棒(32、33)がまだ実際上完全に炉心(3)から引抜か れていない間は、それぞれ完全に又は少なくとも部分的に引抜かれた制御棒 (32、33)に直接に隣接している全ての制御棒(35)を完全に挿入さ れた状態にとどめるという条件の下に炉心(3)から引抜くことを特徴とする沸騰水型原子炉の始動方法。
IPC (2件):
G21C 7/08 GDB ,  G21C 17/10
FI (2件):
G21C 7/08 GDB A ,  G21C 17/10 T
Fターム (7件):
2G075AA03 ,  2G075BA04 ,  2G075CA39 ,  2G075DA18 ,  2G075FC04 ,  2G075FC05 ,  2G075GA31
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 制御棒制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-040637   出願人:株式会社東芝
  • 特開昭59-222795
  • 特開昭59-222795

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