特許
J-GLOBAL ID:200903088665222888

芳香族ポリカーボネートの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-078347
公開番号(公開出願番号):特開平10-273528
出願日: 1997年03月28日
公開日(公表日): 1998年10月13日
要約:
【要約】【課題】 色相、耐熱性などの品質に優れた高分子量の芳香族ポリカーボネートを得ること。【解決手段】 芳香族ジヒドロキシ化合物と炭酸ジエステル化合物とをアルカリ金属化合物を触媒としてエステル交換反応により溶融重縮合する際に、少なくとも1つの反応工程においては、次の数式(1):ln P≧〔-7428.3/(T+273)〕+19.6 (1)〔式中、Pは反応圧力(Torr)、Tは反応温度(°C)を表す〕を満足する温度-圧力条件下で反応させて副生するモノヒドロキシ化合物をその理論生成量の40%以上を反応系外へ除去し、続いて反応系をさらに昇温、減圧し、残りの副生するモノヒドロキシ化合物を反応系外に除去して溶融重縮合反応を完結させる。
請求項(抜粋):
芳香族ジヒドロキシ化合物と炭酸ジエステル化合物とをエステル交換反応により溶融重縮合して芳香族ポリカーボネートを製造する方法において、エステル交換反応触媒としてアルカリ金属化合物(a)を芳香族ジヒドロキシ化合物1モルに対して1×10-10〜1×10-6モル使用し、少なくとも1つの反応工程においては、次の数式(1):【数1】 ln P≧〔-7428.3/(T+273)〕+19.6 (1)〔式中、Pは反応圧力(Torr)、Tは反応温度(°C)を表す。〕を満足する温度-圧力条件下で反応させて副生するモノヒドロキシ化合物をその理論生成量の40%以上を反応系外へ除去し、続いて反応系をさらに昇温、減圧し、残りの副生するモノヒドロキシ化合物を反応系外に除去し、最終的に260°C〜330°C、減圧下で溶融重縮合反応を完結させ、粘度平均分子量(Mv)10,000〜60,000の芳香族ポリカーボネートを得ることを特徴とする芳香族ポリカーボネートの製造方法。
IPC (2件):
C08G 64/20 ,  C08G 64/30
FI (2件):
C08G 64/20 ,  C08G 64/30
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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