特許
J-GLOBAL ID:200903088690724960

リチウム系二次電池用炭素材及びその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 穣 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-232072
公開番号(公開出願番号):特開平9-063585
出願日: 1995年08月18日
公開日(公表日): 1997年03月07日
要約:
【要約】【解決手段】 ?@ ホウ素化合物の存在下で黒鉛化処理されX線回折によるd002 が0.338nm以下、Lcが35nm以上、Laが50nm以上、(101)回折ピークと(100)回折ピークのピーク比(P101 /P100 )が1.0以上で且つホウ素を1,000ppm以上30,000ppm以下含有するリチウム二次電池用炭素材。?A メソフェーズピッチ系ミルド化炭素繊維を用いること。?B メソフェーズピッチを常法により紡糸、不融化し、さらにそのまま或いは1, 500°C以下の温度で軽度に炭化処理し、ミルド化した後ホウ素化合物を添加し、2, 200°C以上の温度で黒鉛化処理する製法。【効果】 炭素材をホウ素化合物の存在下で黒鉛化処理し且つホウ素を一定量含有させることにより、高度に黒鉛化し、充放電容量が大きく、充放電サイクル特性に優れたリチウム二次電池用負極に適した炭素材を、提供できる。
請求項(抜粋):
ホウ素化合物の存在下で黒鉛化処理されX線回折による黒鉛層間距離(d002 )が0.338nm以下、C軸方向の結晶子の大きさ(Lc)が35nm以上、a軸方向の結晶子の大きさ(La)が50nm以上、且つ(101)回折ピークと(100)回折ピークのピーク比(P101 /P100 )が1.0以上で且つホウ素を1,000ppm以上30,000ppm以下含有することを特徴とするリチウム二次電池用炭素材。
IPC (4件):
H01M 4/58 ,  C01B 31/04 101 ,  D01F 9/145 ,  H01M 4/02
FI (4件):
H01M 4/58 ,  C01B 31/04 101 B ,  D01F 9/145 ,  H01M 4/02 D
引用特許:
審査官引用 (2件)

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