特許
J-GLOBAL ID:200903088745419160

成形用移動装置、射出圧縮成形機および射出圧縮成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木下 實三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-312050
公開番号(公開出願番号):特開平10-193421
出願日: 1997年11月13日
公開日(公表日): 1998年07月28日
要約:
【要約】【課題】溶融樹脂への圧縮力の均一性が確保されるうえ、成形機への装着が容易となる成形用移動装置、射出圧縮成形機および射出圧縮成形方法の提供。【解決手段】金型の固定型に向かって移動型を前進させて、内部に充填された溶融樹脂に圧縮力を均一に加えるために、互いに面接触する傾斜面31A, 32Aを備えた傾斜部材31, 32を設けるとともに、傾斜部材31を傾斜部材32に向かって前進させる。ここで、傾斜部材31には、移動方向の異なるものがそれぞれ複数設けられ、移動方向が同一のものを、同調プレート36を介して相互に係合させ、移動方向が互いに異なるものを、リンク41を介して互いに係合させる。これにより、全傾斜部材31の動きを同期させる機構が軽量化され、その小型化および大型化の両方が可能となる。
請求項(抜粋):
溶融樹脂が充填されるキャビティを備えた金型の固定型に対して移動型を移動させることにより、前記キャビティの容積を変化させながら、前記溶融樹脂の成形を行う成形機の前記移動型の後方に配置され、前記移動型の移動方向に対して傾斜した傾斜面を有する第1および第2の傾斜部を複数組備え、前記第1および第2の傾斜部が前記移動方向に沿って配列されるとともに、該第1および第2の傾斜部の傾斜面が互いに面接触され、該第1および第2の傾斜部を前記移動方向とは直交する方向へ相対的に移動することにより、前記移動型を前記固定型に対して移動させる成形用移動装置であって、前記移動方向とは直交する方向へ前記第1および第2の傾斜部の一方を駆動するための駆動手段と、前記複数組の第1および第2の傾斜部の一方同士を相互に係合させる同調プレートとが設けられ、前記複数組のうちの少なくとも一組の第1および第2の傾斜部の一方が前記駆動手段に直接係合していることを特徴とする成形用移動装置。
IPC (3件):
B29C 45/70 ,  B29C 45/56 ,  B29C 45/64
FI (3件):
B29C 45/70 ,  B29C 45/56 ,  B29C 45/64
引用特許:
審査官引用 (3件)

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