特許
J-GLOBAL ID:200903088771053726

光学フィルタの製造方法およびその方法により製造された光学フィルタおよびその光学フィルタを備えた光増幅器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-129083
公開番号(公開出願番号):特開平9-292636
出願日: 1996年04月25日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】【課題】 光増幅器の利得の波長依存性を抑制できる光学フィルタの製造方法を提供する。【解決手段】 光増幅器4の入力信号光パワーと励起光源8の出力パワーと出力信号光パワーとを通信使用時のパワーに設定し、かつ、各光源1aからの複数の波長(λ1 2 ・・・λn )の模擬入力光と、光源1mからの通信帯域波長のうちの1つの入力光(プローブ光)のトータルパワーを波長多重通信されるときの複数の波長の通信入力信号のトータルパワーに等しく設定した状態でこれらの光を光増幅器4に多重入力し、光増幅器4から出たプローブ光の出力パワーが模擬入力光の出力パワーの最大と最小の範囲内となるように光源1mから光増幅器4の入力端14までの減衰量を可変調整し、プローブ光の波長に対応した減衰量を求める。プローブ光の波長を可変して前記動作を繰り返し行い、各波長に一対一に対応する減衰量の損失スペクトルを光学フィルタに設定する。
請求項(抜粋):
励起光源によって励起されるエルビウム添加光ファイバを備えた波長多重通信用の光増幅器に用いられる光学フィルタの製造方法であって、光増幅器の入力信号光パワーと励起光源の出力パワーと出力信号光パワーとをそれぞれ通信使用時のパワーに設定し、かつ、複数の波長の模擬入力光と通信帯域の波長のうちの1つの入力光とを含む複数の試験入力光のトータルパワーを波長多重通信されるときの複数の波長の通信入力信号のトータルパワーに等しく設定した状態で、試験入力光のうちの通信帯域の波長入力光の光増幅器から出た出力パワーが同じく光増幅器から出た模擬入力光出力パワーのうちの最大と最小の範囲内で予め定められる設定範囲内又は設定値となるように光源から光増幅器入力端までの減衰量を可変調整して求め、この減衰量の可変調整による決定を同様に繰り返して波長多重通信帯域内の指定帯域の各波長と一対一に対応した減衰量を求め、光学フィルタの損失スペクトルがこれら指定帯域の各波長に一対一に対応する減衰量の損失スペクトルとなるように損失スペクトルを設定して製造することを特徴とする光学フィルタの製造方法。
IPC (4件):
G02F 1/35 501 ,  G02B 6/00 306 ,  H04B 10/17 ,  H04B 10/16
FI (3件):
G02F 1/35 501 ,  G02B 6/00 306 ,  H04B 9/00 J
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 光利得等化回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-060047   出願人:日本電信電話株式会社
  • 特開平4-269726
審査官引用 (3件)
  • 光利得等化回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-060047   出願人:日本電信電話株式会社
  • 特開平4-269726
  • 特開平4-269726
引用文献:
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