特許
J-GLOBAL ID:200903088777145371

空気入りラジアルタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-304304
公開番号(公開出願番号):特開平7-156608
出願日: 1993年12月03日
公開日(公表日): 1995年06月20日
要約:
【要約】【目的】 発熱によるセパレーションを防止して耐久性を向上させた折り返し構造スパイラル補強を有する空気入りラジアルタイヤを提供すること。【構成】 リボン状帯20を微小なリード角(α°)をもって幅方向左端部に向かって巻き付け、端部の半周手前でリード角を大きくして端部へ至り、端部で1周させる。その後、リボン状帯20は2層部分を避けるようにして半周はリード角を大きくして幅方向右端部に向かって巻き付け、以後は微小なリード角をもって幅方向右端部に向かって巻き付ける。以後同様にしてリボン状帯20を右側端部で折り返し、リボン状帯20の3層部分が無いようにクラウン部補強層14を形成する。クラウン部補強層14に、発熱が大となる必要以上の多層積層部分がないため、発熱によるセパレーションが防止され、耐久性が向上する。
請求項(抜粋):
左右のビードに係止されてトロイド状に延びるカーカスと、前記カーカスのクラウン部に配置されるクラウン部補強層とを有し、前記クラウン部補強層が複数本の補強繊維をゴムコーティングして形成されたリボン状帯をタイヤ赤道面に対して微小なリード角をもってスパイラル状に巻き付けたスパイラル補強を有し、かつ、前記リボン状帯の始端及び終端が前記スパイラル補強の幅方向端からタイヤ赤道面に向けて離隔した位置にあることによって前記スパイラル補強の幅方向端が折り返し構造をなす空気入りラジアルタイヤにおいて、上記スパイラル補強は、タイヤ赤道面に対して微小なリード角をもって幅方向一端部に向かって巻き付けられるリボン状帯aと、前記リボン状帯aと重ねられ前記リボン状帯aとはタイヤ赤道面に対して反対方向に傾斜すると共に微小なリード角をもって幅方向他端部に向かって巻き付けられるリボン状帯bと、前記リボン状帯aと前記リボン状帯bとの間に設けられクラウン部補強層の幅方向端部にてタイヤ赤道面に沿って巻き付けられるリボン状帯cと、を有し、前記リボン状帯aが前記リボン状帯bと前記リボン状帯cとが交差する領域Aを外れて巻き付けられ、前記リボン状帯bが前記リボン状帯aと前記リボン状帯cとが交差する領域Bを外れて巻き付けられていることを特徴とする空気入りラジアルタイヤ。
IPC (3件):
B60C 9/18 ,  B60C 9/22 ,  B60C 9/26
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭62-251203
  • 特開平4-201553
  • 偏平空気入りラジアルタイヤ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-179724   出願人:株式会社ブリヂストン
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