特許
J-GLOBAL ID:200903088797698962

冷凍チャック

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 浩 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-092859
公開番号(公開出願番号):特開2000-288806
出願日: 1999年03月31日
公開日(公表日): 2000年10月17日
要約:
【要約】【課題】 湿式加工が可能な冷凍チャックを提供する。【解決手段】 冷却器8で保持部3を冷却することにより、保持部3内の凝固剤、例えば水4を凍結させることにより被加工材6を強固に保持する。そして、この状態で、加工工具5の砥石52により、被加工材6を研削加工する。その際、砥石52と被加工材6との摩擦熱を抑制するために、潤滑液供給装置11により上記両者の摩擦部分に潤滑液、例えば水10を供給する。ただし、この水10の供給により、保持部3の温度が上昇して(詳しくは、保持部3が水10により加熱されて)保持部3による被加工材6の保持力が徐々に低下する。しかし、本発明では、制御部12が、温度検出器7によって検出して得た保持部3の温度に応じて、上記潤滑液供給装置11による水10の供給量を制御するので、保持部3による被加工材6の保持力は、強固な状態に維持される。
請求項(抜粋):
加工対象となる被加工材との間に第1の液体を介在させ、該第1の液体が凝固することにより上記被加工材を保持する保持部と、この保持部を冷却して上記第1の液体を凝固させる保持部冷却手段と、上記保持部の温度を検出する温度検出手段と、上記被加工材と工具との摩擦抵抗を軽減するための第2の液体を、液供給量制御指令に従って上記被加工材に供給する液供給手段と、上記第2の液体が上記被加工材に供給されることにより上昇する上記保持部の温度が、所定の温度に達するのを防止する状態に、上記温度検出手段によって検出して得た上記保持部の温度に基づいて、上記被加工材への上記第2の液体の供給量を制御する上記液供給量制御指令を生成して上記液供給手段に供給する液供給量制御手段と、を具備する冷凍チャック。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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