特許
J-GLOBAL ID:200903088813393336

スタータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-335013
公開番号(公開出願番号):特開2003-139031
出願日: 2001年10月31日
公開日(公表日): 2003年05月14日
要約:
【要約】【課題】 出力軸4のボール22との接触部が摩耗しても、モータの回転に支障を来すことがなく、且つ遊星歯車減速装置に加わる偏荷重を最小限に抑えてスタータの性能低下を抑制すること。【解決手段】 出力軸4は、遊星歯車減速装置を介してアーマチャシャフト8aと同軸線上に配置され、自身の後端中央部に凹設された収納孔4bの内部にボール22が配置され、更に軸受21を介してアーマチャシャフト8aの先端軸部8bが挿入されている。アーマチャシャフト8aと出力軸4は、両軸間にボール22が挟持された状態で、軸方向に一定の隙間を開けて対向する対向面を有し、両対向面の間にスラスト受け部材26が配置されている。この構成によれば、スタータの使用回数が増加するに連れて収納孔4bのボール22との接触部が摩耗しても、スラスト受け部材26によって出力軸4全体がモータ側へ移動する量を制限できる。
請求項(抜粋):
回転力を発生するモータと、このモータ回転軸と同軸線上に配置される出力軸と、前記モータの回転を減速して前記出力軸に伝達する遊星歯車減速装置と、軸方向に対向する前記モータ回転軸の軸中心と前記出力軸の軸中心との間に保持され、両軸間のスラスト荷重を受けると共に、前記両軸の相対回転を許容するボールとを備えたスタータにおいて、前記モータ回転軸と前記出力軸は、互いの軸中心より径方向外側で軸方向に一定の隙間を開けて対向する対向面を有し、前記モータ回転軸の対向面と前記出力軸の対向面との間に、所定の板厚を有するスラスト受け部材が配置されていることを特徴とするスタータ。
IPC (2件):
F02N 15/02 ,  F16H 1/28
FI (2件):
F02N 15/02 M ,  F16H 1/28
Fターム (12件):
3J027FA37 ,  3J027FB34 ,  3J027FB40 ,  3J027GA01 ,  3J027GB03 ,  3J027GC13 ,  3J027GC22 ,  3J027GD04 ,  3J027GD08 ,  3J027GD12 ,  3J027GE25 ,  3J027GE26
引用特許:
審査官引用 (3件)

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