特許
J-GLOBAL ID:200903088843108571

表面プラズモンセンサー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-233868
公開番号(公開出願番号):特開平10-078392
出願日: 1996年09月04日
公開日(公表日): 1998年03月24日
要約:
【要約】【課題】 表面プラズモンの発生を利用して試料中の物質を定量分析する表面プラズモンセンサーにおいて、光の多重反射干渉を防ぎ、かつ光学系を小型に構成する。【解決手段】 表面プラズモンセンサーを、光ビーム13を発生させる光源1と、ガラス基板5と、光ビーム13をガラス基板5に入射せしめる光学系と、光ビーム13を回折してガラス基板5内に入射させる、ガラス基板5の一面一部に形成された入力用グレーティング6と、ガラス基板5の他面に形成されて、試料11に接触させられる金属膜10と、ガラス基板5と金属膜10との界面10a で全反射した光ビーム13を回折させてガラス基板5から出射させる、ガラス基板5の一面(図中の上面)に形成された出力用グレーティング7と、ガラス基板5から出射された光ビーム13を検出する光検出手段15とから構成する。
請求項(抜粋):
光を透過する基板と、前記基板に入射する光ビームを発生させる光源と、前記基板に対して前記光ビームを入射せしめる光学系と、前記基板の前記光ビームが入射される側の面の一部に形成され、前記光ビームを回折させて前記基板内に入射させる入力用グレーティングと、前記基板の前記面とは反対側の面に形成され、試料と接触させられる金属膜からなるセンサー部と、前記基板と前記センサー部との界面によって反射された前記光ビームを回折させて前記基板より出射する、前記基板の前記光ビームが入射される側の面の他の一部に形成された出力用グレーティングと、該出射された光ビームの強度を検出可能な光検出手段とを備えてなり、前記検出された光ビームの強度から、前記センサー部と前記試料との界面に発生する表面プラズモンの波数を特定して、前記試料中の物質を定量分析することを特徴とする表面プラズモンセンサー。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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