特許
J-GLOBAL ID:200903088854548336

眼底検査装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 日比谷 征彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-248184
公開番号(公開出願番号):特開2006-061461
出願日: 2004年08月27日
公開日(公表日): 2006年03月09日
要約:
【課題】形態情報である眼底像上に、精度良く機能情報である二次元視野マップを合成して表示し、省スペース化と検査時間の短縮を可能とする。【解決手段】 [ステップ1]において、所定の指標を被検眼に提示し、赤外眼底像Eraを得て記憶する(S3)。[ステップ2]において、指標を視認したかどうかを確認し(S4)、赤外眼底像Erbを得て記憶する(S5)。赤外眼底像EraとErbを比較し相対的な位置ずれ量を算出し、所定範囲内であれば(S6)、赤外眼底像Erbと指標の提示位置とその指標情報とを関連付けて記録する(S9)。[ステップ3]において、予定された検査が終了すると(S10)、可視眼底像Ercを得て記録する(S14)。[ステップ4]において、可視眼底像Ercに対する複数の赤外眼底像Erb毎の位置合わせを行って二次元視野マップを生成し(S16)、[ステップ5]において、可視眼底像Ercと二次元視野マップとを画像合成し、モニタに表示し記録する(S17)。【選択図】図3
請求項(抜粋):
近赤外光で照明した赤外眼底像を撮像する第1撮像手段と、該第1撮像手段で撮像した前記赤外眼底像を表示する第1表示手段と、被検眼を誘導するための固視標を被検眼に投影する固視標系と、被検者の自覚的眼底検査を行うために被検眼眼底の前記第1撮像手段での撮像範囲内の所定位置に明るさ・大きさ・形状の少なくとも1つが可変の指標を投影する指標投影手段と、被検者の反応を入力するための反応入力手段と、可視光で照明した可視眼底像を撮像する第2撮像手段と、該第2撮像手段で撮像した前記可視眼底像を表示する第2表示手段と、前記自覚的眼底検査の開始のタイミングを入力する開始入力手段と、前記第1、第2撮像手段で撮像した画像を管理する画像管理手段と、撮像した前記画像を処理する画像処理手段と、前記各手段の動作を制御する制御手段とを備えた眼底検査装置において、前記制御手段は、前記開始入力手段により眼底検査の開始タイミングの入力がなされた後に、前記第1撮像手段で撮像した赤外眼底像を前記第1表示手段に表示しながら前記指標投影手段から前記指標を投影する第1のステップと、前記反応入力手段の反応に応じて前記第1撮像手段による前記赤外眼底像と前記反応入力手段の出力結果と前記指標投影手段による指標提示位置及び前記指標の明るさ・大きさ・形状の少なくとも1つの指標情報とを関連付けて前記画像管理手段に記録する第2のステップと、前記反応入力手段からの入力に応じて前記第1のステップ及び前記第2のステップを繰り返した後に前記画像管理手段に前記第2撮像手段による可視眼底像を記録する第3のステップと、前記画像処理手段により前記第3のステップで記録した前記可視眼底像に対する前記第2のステップで記録した前記赤外眼底像の位置合わせをすることにより前記指標提示位置と前記指標情報と前記反応入力手段の出力結果を二次元視野マップとして生成する第4のステップと、前記第3のステップで記録した前記可視眼底像と前記第4のステップで生成した前記二次元視野マップとを前記画像処理手段により合成して前記第2表示手段に表示する第5のステップとを有することを特徴とする眼底検査装置。
IPC (1件):
A61B 3/024
FI (1件):
A61B3/02 F
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特許登録第2802758号公報
  • 特開昭54-52894号公報
  • 特開昭54-54493号公報
審査官引用 (6件)
  • 眼の検査用機器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-043015   出願人:株式会社ニデック
  • 眼底視野計
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-169011   出願人:キヤノン株式会社
  • 特許第2802758号
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