特許
J-GLOBAL ID:200903088870291418
ATP増幅-サイクリング法による微量ATPの定量方法およびキット
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人原謙三国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-039825
公開番号(公開出願番号):特開2006-223163
出願日: 2005年02月16日
公開日(公表日): 2006年08月31日
要約:
【課題】 高価な測定機器が必要なルシフェリン/ルシフェラーゼ系による発光測定方法を用いない簡便、高感度、かつ実用性の高いATPの定量方法およびキットを提供する。【解決手段】 試料から抽出したATPを増幅させた後、ATP増幅に用いた酵素を不活化し、当該増幅後のATP試料を、ATPサイクリング法を併用した酵素比色法または電気的定量法を用いて定量する。この方法により、従来の比色法よるATP定量方法と比較して、約1,000,000倍検出感度の高いATP定量方法、ATPサイクリング法と比色法を組み合わせたものに比べて約1,000倍検出感度の上昇が実現できる。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
試料中に含まれるATPを定量する方法であって、
試料から抽出したATPを増幅させるATP増幅工程、
ATP増幅工程で用いられたアデニレートキナーゼを不活化させる不活化工程、
増幅されたATPとリン酸化可能な化合物とを反応させ、リン酸化化合物とADPとを生成させるとともに、生じたADPをATPに再生し、リン酸化化合物の生成を増幅させるATPサイクリング工程、および
生成されたリン酸化化合物を定量する定量工程
を包含することを特徴とする方法。
IPC (4件):
C12Q 1/48
, C12Q 1/26
, G01N 21/78
, G01N 27/416
FI (4件):
C12Q1/48 Z
, C12Q1/26
, G01N21/78 Z
, G01N27/46 336G
Fターム (17件):
2G054CA21
, 2G054CB01
, 2G054CE01
, 2G054EA06
, 2G054GA03
, 2G054GB01
, 4B063QA01
, 4B063QQ63
, 4B063QR02
, 4B063QR07
, 4B063QR42
, 4B063QR43
, 4B063QR50
, 4B063QS28
, 4B063QS36
, 4B063QX01
, 4B063QX04
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (3件)
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Biosci. Biotechnol. Biochem., 2004, Vol.68, No.6, P.1216-1220
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日本農芸化学会大会講演要旨集, 2004, Vol.2004, P.458
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日本生物工学会大会講演要旨集, 2004, Vol.2004, P.236
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