特許
J-GLOBAL ID:200903088885747175

誤り補償方法、並びに該方法を用いた誤り補償装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-012092
公開番号(公開出願番号):特開2000-216813
出願日: 1999年01月20日
公開日(公表日): 2000年08月04日
要約:
【要約】【課題】 誤りが発生したときにパケットを再送するARQ方式において、送信局側で過剰な遅延時間の発生したパケットを検出した際に、パケットの再送を一時停止するか又はパケットを破棄して送信側でのパケットの遅延時間管理を簡易に実現する。【解決手段】 有線又は無線を介し送信局及び受信局間で連続してパケットを通信し、伝送されるパケットにはシーケンス番号を付与し、受信局では制御回線にてパケットの受信状態に関する制御情報を送信局に通知し、送信局は入力されたパケットを一旦送信バッファに蓄積し制御情報に応じてパケットの再送又は新規パケットの送信を行う誤り補償方法であって、前記送信局はパケットの遅延時間が所定の閾値以上となる場合には伝送異常状態として状態を管理し、伝送状態が正常な状態に回復するまでの間は一時的に、前記受信局から受信した制御情報内に記載されたパケットの再送要求を無視し、送信バッファ内に蓄積中の正常受信が未確認のパケット及び未送信の新規パケットを入力時刻順に順次送出する。
請求項(抜粋):
有線又は無線を介し送信局及び受信局間で連続してパケットを通信するシステムにおいて、伝送されるパケットにはシーケンス番号が付与されており、前記受信局では制御回線にてパケットの受信状態に関する制御情報を前記送信局に通知し、前記送信局は入力されたパケットを一旦送信バッファに蓄積し該制御情報に応じてパケットの再送又は新規パケットの送信を行う誤り補償方法であって、前記送信局は現在時刻を管理するモジュロMの周期を持つタイムスタンプカウンタを備え、シーケンス番号iのパケットの入力時刻をタイムスタンプ値TS(i)としてパケットと共に記録しておき、所定の周期又は適当なタイミングで、受信局での正常受信が未確認の最古のパケット又はこれから送信を行う予定のパケットのタイムスタンプ値TS(k)を取得し、このタイムスタンプ値TS(k)と現在時刻Tcの差分である遅延時間δTをδT=Tc-TS(k)又はδT=Tc-TS(k)+MのうちのM>δT≧0となるδTにより算出し、この遅延時間がM>T1>0なる所定の閾値T1に対しδT>T1となる場合には伝送異常状態として状態を管理し、伝送状態が正常な状態に回復するまでの間は一時的に、前記受信局から受信した制御情報内に記載されたパケットの再送要求を無視し、送信バッファ内に蓄積中の正常受信が未確認のパケット及び未送信の新規パケットを順次送出することを特徴とする誤り補償方法。
IPC (4件):
H04L 12/56 ,  H04L 1/00 ,  H04L 12/28 ,  H04Q 3/00
FI (4件):
H04L 11/20 102 C ,  H04L 1/00 E ,  H04Q 3/00 ,  H04L 11/00 310 B
Fターム (26件):
5K014AA03 ,  5K014BA01 ,  5K014DA02 ,  5K014EA05 ,  5K014FA03 ,  5K030GA12 ,  5K030HA10 ,  5K030HB15 ,  5K030HC15 ,  5K030JA05 ,  5K030JL01 ,  5K030KA13 ,  5K030LA02 ,  5K030LA04 ,  5K030LB11 ,  5K030LC11 ,  5K030MB02 ,  5K030MB13 ,  5K033AA05 ,  5K033AA07 ,  5K033CB04 ,  5K033CB06 ,  5K033CC01 ,  5K033DB14 ,  5K033DB16 ,  5K033EA06
引用特許:
審査官引用 (1件)

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