特許
J-GLOBAL ID:200903088938540969

エレベータの点検装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-246345
公開番号(公開出願番号):特開平11-079586
出願日: 1997年09月11日
公開日(公表日): 1999年03月23日
要約:
【要約】【課題】 従来のエレベータでは、作業員が現場へ出向くことなく停電時着床装置を的確に点検するという技術が確立されておらず、点検時に非常電源に過大な負担がかかって安全性を損なう虞もあった。【解決手段】 点検装置119は、エレベータが点検運転の実施に適した状態になっていることを監視手段123にて確認したうえで、操作手段126により、無負荷状態の乗りかご117を最上階から低速で下降させて階床間で停止させ、しかる後、点検指令手段127が点検手段118を動作させる指令を発して商用電源111を模擬的に停電状態にし、もって停電時着床装置114を起動させるように構成してある。そのため、作業員が現場へ出向かなくとも停電時着床装置114の正確な動作データが得られるとともに、非常電源115などの機器に過大な負担がかからない自動点検が行える。
請求項(抜粋):
エレベータの運転を制御するエレベータ制御装置と、商用電源の停電時に非常電源により乗りかごを停止位置から最寄り階まで走行させる停電時着床装置と、前記制御装置を介してエレベータの状態信号を取り込んで記憶する機能、およびエレベータを点検運転させるための制御信号を前記制御装置に送信する機能、および通信回線を介して監視拠点と情報の授受を行う機能を有する点検装置とを備えたエレベータにおいて、前記点検装置に、エレベータが点検運転の実施に適した状態になっているか否かを監視する第1の手段と、無負荷状態の乗りかごが前記停電時着床装置の起動で運転される場合の走行方向とは逆向きに該乗りかごを停止階から走行させて階床間で停止させる第2の手段と、前記停電時着床装置を起動させるための指令を発する第3の手段とを設けたことを特徴とするエレベータの点検装置。
IPC (2件):
B66B 5/00 ,  B66B 5/02
FI (2件):
B66B 5/00 D ,  B66B 5/02 J
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 救出運転点検装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-143224   出願人:株式会社日立ビルシステムサービス
  • 特開昭62-295885
審査官引用 (3件)
  • 救出運転点検装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-143224   出願人:株式会社日立ビルシステムサービス
  • 特開昭62-295885
  • 特開昭62-295885

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