特許
J-GLOBAL ID:200903088954110729

内歯・外歯を有する一体型ドラム成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 悟 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-112055
公開番号(公開出願番号):特開平10-296365
出願日: 1997年04月30日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】 高い製品品質の確保と、歯の傾き防止と、内歯と外歯の軸心ズレ防止とを達成しながら、高精度で高強度の内歯・外歯を有する短時間成形による一体型ドラムの成形方法を提供すること。【解決手段】 一枚の円形板材A’から内歯1aが形成された第1ドラム部1と外歯2aが形成された第2ドラム部2とボス部3を一体に有する一体型ドラムAを成形する内歯・外歯を有する一体型ドラム成形方法において、マンドレル33とプレッシャプレート36との軸心Oを一致させて円形板材A’のボス部3を挟圧固定したままで、フローフォーミングによる冷間塑性変形で第1ドラム部1の内面に内歯1aを形成し、転造による冷間塑性変形で第2ドラム部2の外面に外歯2aを形成するワンクランプでの加工方法とした。
請求項(抜粋):
一枚の円形板材から内歯が形成された第1ドラム部と外歯が形成された第2ドラム部とボス部を一体に有する一体型ドラムを成形する一体型ドラム成形方法において、前記円形板材を、外周に内歯成形型を有するマンドレルと外周面が第2ドラム部の内面型となるプレッシャプレートとの間に挟持し、マンドレルとプレッシャプレートとの軸心を一致させてボス部を挟圧固定する板材固定工程と、材料曲げローラを用い、回転している円形板材から第1ドラム部となる部分と第2ドラム部となる部分を予備的に成形するドラム部予備成形工程と、押圧ローラを用い、予備成形された第2ドラム部となる部分に外歯ベース面を成形する外歯ベース面成形工程と、前記マンドレルの回転軸対称位置に互いに向き合う配置の2つのフォーミングローラを用い、予備成形された第1ドラム部に2つのローラを押圧し、ローラ押圧を保ったまま第1ドラム部を軸方向に移動させるフローフォーミングによる冷間塑性変形で第1ドラム部の内面に内歯を形成するフローフォーミング内歯成形工程と、前記外歯ベース面に対向配置された外歯ダイスとプレッシャプレートを外歯ダイスの反対位置にて支持するバックアップローラを用い、回転同期させた外歯ダイスを径方向に移動させる転造による冷間塑性変形で第2ドラム部の外面に外歯を形成する転造外歯成形工程と、を備えていることを特徴とする内歯・外歯を有する一体型ドラム成形方法。
IPC (2件):
B21D 53/28 ,  B21D 22/16
FI (2件):
B21D 53/28 ,  B21D 22/16 B
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 内歯車の成形法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-225153   出願人:株式会社ゴーシュー
  • ギヤ部品の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-005440   出願人:ライコゲゼルシャフトミットベシュレンクテルハフツゥングウントコンパニーベルクツーグマシュネンバウ

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