特許
J-GLOBAL ID:200903089035444420

インバータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-330483
公開番号(公開出願番号):特開2007-143229
出願日: 2005年11月15日
公開日(公表日): 2007年06月07日
要約:
【課題】双方向性スイッチング素子を有するインバータの電力損失を低減させること。【解決手段】デッドタイム管理部105は、1対の半導体スイッチング素子が両方同時にOFF状態となるデッドタイムの長さを各相毎に、電流IU ,IV ,IW の向き及び中点電圧VMU,VMV,VMWに基づいて適応制御する。例えば、負荷10にU相の電流IU が半導体スイッチング素子SWUHから給電されている場合、先ず素子SWUHがOFF状態になるように、ゲートドライバ106を介してそのゲート電圧を操作し、同時に中点電圧VMUを測定する。その後、デッドタイムの期間内であっても中点電圧VMUの低下が始まれば、素子SWUHのOFF状態への変化が完了したと見做すことが出来るので、その時点で低電位側のスイッチング素子SWULがON状態になるようにそのゲート電圧を操作する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
開閉制御対象となる被制御電流路にON状態において双方向に電流を流すことが可能な双方向性の半導体スイッチング素子を有し、前記被制御電流路が直列に接続された1対の前記半導体スイッチング素子が各相毎に具備されたインバータにおいて、 各前記半導体スイッチング素子に対してそれぞれ並列に接続されたフライホイールダイオードと、 前記1対の前記半導体スイッチング素子の接続点の電圧を各相毎に測定する中点電圧測定手段と、 各相の電流の向きを検出する電流検出手段と、 前記1対の前記半導体スイッチング素子が両方同時にOFF状態となるデッドタイムの長さを各相毎に、前記電流の向き及び前記電圧に基づいて適応制御するデッドタイム管理手段と を有し、 前記デッドタイム管理手段は、 前記1対の一方の前記半導体スイッチング素子をON状態からOFF状態に切り替えるためのOFF指令信号を出力した時点からの前記電圧の上昇または降下が、所定の閾値(>0)を超える変位量を示した時点で、前記1対の他方の前記半導体スイッチング素子をOFF状態からON状態に切り替えるためのON指令信号を出力する ことを特徴とするインバータ。
IPC (1件):
H02M 7/537
FI (1件):
H02M7/537 C
Fターム (11件):
5H007BB06 ,  5H007CA02 ,  5H007CB05 ,  5H007CC07 ,  5H007DB02 ,  5H007DB03 ,  5H007DB12 ,  5H007DC02 ,  5H007DC05 ,  5H007EA02 ,  5H007FA06
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 駆動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-172938   出願人:ローム株式会社
  • モータ駆動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-295673   出願人:松下電器産業株式会社
  • インバータ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-207858   出願人:トヨタ自動車株式会社

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