特許
J-GLOBAL ID:200903089043372633

一方向クラッチならびにプーリユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-001470
公開番号(公開出願番号):特開2002-206571
出願日: 2001年01月09日
公開日(公表日): 2002年07月26日
要約:
【要約】【課題】ころを用いる一方向クラッチにおいて、状態切換の応答性を良好にするとともに、かみ合い時の微小すべりを低減すること。【解決手段】ころ31をロック位置側に弾発付勢するばね33について、高速回転時などころ31に対して強い回転遠心力が作用する状況でも、フリー状態において、ころ31がロック位置近傍、つまりロック開始位置にとどめるような荷重に設定されている。これにより、必要に応じて、ころ31がくさび状空間のフリー位置からロック位置へ適正な姿勢のまま即座に移動しやすくなるなど、応答性が高まる。
請求項(抜粋):
径方向内外に配設される2つの部材間の環状空間における円周数ヶ所にくさび状空間を設け、このくさび状空間個々にころを周方向転動可能に収納し、これら両部材の回転速度差に応じてころをくさび状空間の狭い側へ食い込ませて前記両部材を同期回転させるロック状態と相対回転させるフリー状態とに切り換える一方向クラッチであって、前記くさび状空間に、前記ころをくさび状空間の狭い側へ弾発付勢するばねが配設され、このばねが、フリー状態でころを前記2つの部材にそれぞれ接触させつつも食い込ませない状態とするばね荷重を有する、ことを特徴とする一方向クラッチ。
IPC (2件):
F16D 41/06 ,  F16H 55/36
FI (2件):
F16D 41/06 D ,  F16H 55/36 Z
Fターム (3件):
3J031BA08 ,  3J031BA19 ,  3J031CA03
引用特許:
審査官引用 (6件)
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