特許
J-GLOBAL ID:200903089046188728

皮膚バリア機能を向上させるための皮膚外用剤とその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-375332
公開番号(公開出願番号):特開2007-176835
出願日: 2005年12月27日
公開日(公表日): 2007年07月12日
要約:
【課題】 皮膚そのもののバリア機能を向上させる手段を提供することを課題とした。 【解決手段】 表皮角化細胞を低カルシウム条件の液体培地で微細孔を有する支持体上にコンフルエントになるまで培養し、しかる後に、高カルシウム条件の液体培地で培養することにより、皮膚バリア機能を簡便に評価できる表皮角化細胞層膜が得られることを見出し、これに、ミカン科ミカン属ダイダイの果皮(トウヒ)の抽出物を適用させることにより、表皮角化細胞層膜のバリア機能が向上することを見出し、この抽出物を皮膚外用剤に含有せしめることにより、簡便に皮膚そのもののバリア機能を向上させる皮膚外用剤が得られた。
請求項(抜粋):
ミカン科ミカン属ダイダイの果皮(トウヒ)を極性溶媒で抽出し、抽出物を得て、所望により、前記抽出物を分画、精製、溶媒除去した後、これを皮膚外用剤に含有させる場合において、表皮角化細胞をカルシウムを0.1〜0.2mM含有する液体培地で0.1〜12μmの微細孔を有する支持体上でコンフルエントになるまで培養し、しかる後、カルシウムイオンを1〜2mM含有する液体培地で培養し、得られる表皮角化細胞層膜を前記抽出物で処理した場合、該表皮角化細胞層膜の物質透過性を抑制する作用を有することを確認した上で、該抽出物を皮膚外用剤に含有せしめることを特徴とする皮膚外用剤の製造法。
IPC (2件):
A61K 8/97 ,  A61Q 19/00
FI (2件):
A61K8/97 ,  A61Q19/00
Fターム (18件):
4C083AA111 ,  4C083AA112 ,  4C083AB032 ,  4C083AC022 ,  4C083AC072 ,  4C083AC112 ,  4C083AC122 ,  4C083AC242 ,  4C083AC352 ,  4C083AC402 ,  4C083AC442 ,  4C083AD152 ,  4C083AD532 ,  4C083CC05 ,  4C083DD33 ,  4C083DD39 ,  4C083EE12 ,  4C083FF01
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (10件)
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引用文献:
審査官引用 (3件)
  • 第二部医薬品各条 ト
  • 第二部医薬品各条 ト
  • 第二部医薬品各条 ト

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